総画素数とは？有効画素数との違いを解説
ITの初心者
「総画素数」ってどういう意味ですか？
IT･PC専門家
デジタルカメラなどのイメージセンサーで光を受け取る受光素子の総数だよ。
ITの初心者
でも、実際に使われる画素数（有効画素数）は総画素数より少ないんですよね？
IT･PC専門家
その通り。イメージセンサーの周辺部はノイズが出やすいので、画像の記録には使われないんだ。
総画素数とは。
「総画素数」とは、デジタルカメラなどのイメージセンサーに取り付けられた受光素子の総数を指します。ただし、イメージセンサーの周辺部分はノイズが生じやすいため、実際に画像を記録するために使用される受光素子（有効画素数）は、総画素数よりもわずかに小さい値となります。
総画素数の定義
総画素数は、デジタルイメージング機器で使用するセンサーやディスプレイ上のピクセルの総数を示します。1つのピクセルは、画像を構成する小さな正方形の要素で、色と明るさの値を持ちます。総画素数は、センサーやディスプレイの解像度を決定します。解像度が高いほど、より詳細な画像や動画を表示できます。
有効画素数との違い
有効画素数は、画像センサーがキャプチャできる画素の実際の数です。一方、総画素数は、センサーに存在する画素の合計数であり、これには、イメージングプロセス中に使用されないヒドゥン画素などの非有効画素も含まれます。
一般的に、有効画素数が多いほど、画像のディテールや解像度が高くなります。ただし、総画素数と有効画素数の差が大きい場合、有効画素数はそれほど重要ではありません。これは、非有効画素が使用する追加情報は、センサーのダイナミックレンジやノイズパフォーマンスを向上させるために使用できるためです。
ノイズの影響
デジタルカメラやスマートフォンなどのカメラの画質を語る上で、「総画素数」と「有効画素数」という用語が使用されます。これらの指標は密接に関連していますが、ノイズの影響という重要な違いがあります。
総画素数は、カメラのセンサーに搭載されているピクセル（画素）の総数を示します。一方、有効画素数は、画像の作成に実際に使用されるピクセルの数を指します。両者の差は、カメラのセンサーに存在するノイズピクセルによるものです。ノイズピクセルは、熱や他の要因によって生成され、不要な信号を画像に追加します。
総画素数が画質に与える影響
総画素数は、画質に大きな影響を与えます。総画素数が多いほど、画像内のピクセル数が増え、詳細をより鮮明に表現できます。たとえば、12メガピクセルのカメラは、2メガピクセルのカメラよりもはるかに精細な画像を生成できます。ただし、総画素数が多いだけでは必ずしも画質が良いとは限りません。センサーサイズやレンズの品質など、他の要因も画質に影響します。
有効画素数の確認方法
有効画素数の確認方法
有効画素数は、さまざまな方法で確認できます。デジタルカメラの仕様書や製品の箱に記載されている場合があります。また、カメラのメニュー画面から確認できる場合もあります。通常、有効画素数は「有効」または「有効画素数」という項目に記載されています。さらに、Photoshopなどの画像編集ソフトを使用して画像を開き、画像の解像度を確認することもできます。解像度は有効画素数と直接関連しており、画像の幅と高さを示しています。解像度を掛け算すると、有効画素数を計算できます。