リカバリーディスクとは？役割・種類・作成方法を解説
ITの初心者
「recovery disk」って何ですか？
IT･PC専門家
パソコンを初期状態に戻すためのCDやDVDのことだよ。リカバリーCDとかリカバリーDVDとか呼ばれることもある。
ITの初心者
パソコンが故障したときに使うんですか？
IT･PC専門家
その通り。深刻な不具合が起きたり、オペレーティングシステムやソフトが壊れたりしたときに使うよ。プリインストールされたシステムやソフトが収録されているので、パソコンを初期状態に戻して復旧できる。
recovery diskとは。
リカバリディスクとは、パソコンなどの機器を工場出荷時の状態に戻すためのCD-ROM（リカバリCD）またはDVD-ROM（リカバリDVD）のことです。元々はパソコンにインストールされていたオペレーティングシステムやアプリケーションソフトが収録されており、機器に重大な問題が発生した場合に復旧に使用されます。
リカバリーディスクとは?
リカバリーディスクとは、コンピュータのシステムやデータを工場出荷時の状態に復元するための重要なツールです。リカバリーディスクがなければ、コンピュータが深刻な問題が発生したり、クラッシュしたりした場合、データを失ったり、コンピュータを元に戻したりすることが困難になる可能性があります。
リカバリーディスクの役割
リカバリーディスクの役割とは、PCのシステムやデータを予め書き込んでおくことで、PCが起動できなくなったときやシステムが破損してしまったときに、そのディスクからシステムを復元して利用できるようにすることです。リカバリーディスクは、PCのメーカーが提供する場合と、自分で作成する場合の2種類があります。メーカー提供のリカバリーディスクは、PCの初期状態に完全に戻すことができ、自分で作成したリカバリーディスクは、特定の時点までのシステムやデータのみを復元することができます。どちらも、PCの復旧手段として重要な役割を果たします。
リカバリーディスクの種類
リカバリーディスクの種類
リカバリーディスクは、その用途によって大きく2種類に分けられます。
1. -システムリカバリーディスク-
オペレーティングシステム（OS）とコンピューターのハードウェア構成を復元するために使用されるタイプです。コンピューターが起動不能になった場合などに、システムを元の状態に復元できます。
2. -データリカバリーディスク-
失われたファイルやデータを特定の時点まで復元するために使用されるタイプです。ハードドライブの故障、ウイルス感染、または誤って削除した場合などに、重要なデータを救出できます。
リカバリーディスクの作成方法
-リカバリーディスクの作成方法-
リカバリーディスクを作成するには、以下の手順に従います。まず、空のDVD-RまたはUSBメモリを用意し、パソコンに接続します。次に、パソコンのメーカー製ソフトウェアまたはWindowsの回復機能を使用して、リカバリーメディアの作成ツールを起動します。ツールには、リカバリーディスクを作成するオプションが表示されています。必要な指示に従って、OSのバージョンとシステム情報を選択し、リカバリーディスクにデータを書き込みます。リカバリーディスクが完成したら、安全な場所に保管し、必要に応じて使用できるようにします。
リカバリーディスクの使用手順
-リカバリーディスクの使用手順-
リカバリーディスクは、パソコンが起動しなくなった場合やシステム障害が発生した場合に、パソコンを工場出荷時の状態に戻すために使用します。リカバリーディスクを使用するには、以下の手順に従います。
1. -リカバリーディスクをドライブに挿入する- パソコンのドライブにリカバリーディスクを挿入します。
2. -パソコンを再起動する- パソコンを再起動します。
3. -ブートメニューを開く- パソコンが起動すると、ブートメニューが開きます。ブートメニューの開き方はパソコンによって異なりますが、通常はF12キーやF2キーを押します。
4. -リカバリーディスクから起動する- ブートメニューで、リカバリーディスクを選択してEnterキーを押します。
5. -画面の指示に従う- リカバリーディスクが読み込まれ、画面に指示が表示されます。指示に従ってリカバリーを実行します。
リカバリーにかかる時間は、パソコンのモデルや問題によって異なります。リカバリーが完了したら、パソコンは工場出荷時の状態に戻り、再設定が必要です。