徹底解説！DVD+RWアライアンスとは
ITの初心者
『DVD+RWアライアンス』について教えてください。
IT･PC専門家
「繰り返し書き込みが可能なDVD+RW」の規格の策定と普及促進を目的として設立された団体だよ。
ITの初心者
「DVDフォーラム」とは無関係なのですか？
IT･PC専門家
そうだね。ソニーやフィリップス、ヒューレット・パッカードを中心に約70社で構成されている団体だよ。
DVD+RWアライアンスとは。
「DVD+RWアライアンス」は、繰り返し書き込み可能なDVD+RWの規格制定と普及を目的として設立された業界団体です。DVDフォーラムとは独立した組織で、ソニー、フィリップス、ヒューレット・パッカードを中心に約70社が加盟しています。また、DVD+RやDVD+VRの規格も策定しています。
DVD+RWアライアンスとは？
DVD+RWアライアンスとは、DVD+RWディスクの規格と技術の策定と推進を目的とした業界団体です。メーカー、コンテンツプロバイダー、デベロッパーが集まり、DVD+RW規格の開発、普及、サポートの共通目標を共有しています。アライアンスの主な目的は、DVD+RWテクノロジーを市場で確立し、その技術的進歩を確保することです。
DVD+RWアライアンスの目的
DVD+RWアライアンスの目的は、DVD+RWとDVD+R規格を推進することです。これらの規格は、DVD+RWとDVD+Rディスクの相互運用性と互換性を確保することを目指しています。これにより、消費者はこれらのディスクをさまざまなプレーヤーやドライブで再生できるようになります。また、アライアンスは、この規格の改善と拡張に取り組んでおり、業界のニーズの変化に合わせて、ディスクの性能と機能を向上させることを目指しています。
DVD+RWアライアンスの主なメンバー
DVD+RWアライアンスの主なメンバーとして、インテル、ヒューレット・パッカード、松下電器産業（現パナソニック）、フィリップス、リコーなどが挙げられます。これらの企業は、DVD+RW技術の開発と推進に積極的に貢献し、家電、コンピューター、ソフトウェアなどの関連業界における重要な役割を果たしています。彼らの協力により、DVD+RWアライアンスは、広く普及し、信頼性の高い記録メディアとしてDVD+RWが確立されることに大きく寄与しました。
DVD+RWアライアンスの策定した規格
DVD+RWアライアンスの策定した規格とは、DVD+RやDVD+RW、DVD+R DLなどの規格を定めたものです。これらの規格は、読み書き可能なDVDディスクの作成に使用され、他のDVD規格とは互換性がありません。DVD+Rは、最大4.7GBのデータを記録できるシングルレイヤーのディスクで、DVD+RWは、最大4.7GBのデータを記録でき、何度でも書き換えることが可能なリライタブルディスクです。DVD+R DLは、最大8.5GBのデータを記録できるダブルレイヤーのディスクです。
DVD+RWアライアンスとDVDフォーラムの違い
DVD+RWアライアンスとDVDフォーラムの違いは、両者ともDVD規格の開発と策定に関与していましたが、アプローチが異なっていました。
DVD+RWアライアンスはオープンソースの開発アプローチを採用し、開発プロセスを外部の企業や組織に公開していました。これにより、この規格は他のメーカーとの相互運用性を容易にすることができました。一方、DVDフォーラムは特許保有者のみがアクセスできるクローズドソースのアプローチを採用し、特定のメーカーに有利な独自の規格の策定につながりました。