SDXCメモリーカード徹底解説!最大2TBの大容量化と高速化
ITの初心者
先生、『SDXCメモリーカード』ってどんなものですか?
IT・PC専門家
それは、SDメモリーカードやSDHCメモリーカードの上位規格で、2009年に発表された規格なんだよ。特徴は大きく2つあるんだ。
ITの初心者
2つって、容量と速度のことですか?
IT・PC専門家
その通り。32GBから2TBという大容量化と、毎秒100~300MBという高速化が図られているよ。高精細な画像や動画を扱うデジタル一眼レフカメラやビデオカメラによく使われているんだ。
SDXCメモリーカードとは。
SDXCメモリーカードは、メモリーカードの規格の1つです。SDメモリーカードやSDHCメモリーカードの上位規格として2009年にSDアソシエーションによって発表されました。
最大の特長は、大容量で高速なことです。容量は32GB~2TBまで対応し、転送速度は100~300MB/秒と飛躍的に向上しています。このため、高画素のデジタル一眼レフカメラや高精細画質のデジタルビデオカメラに適しています。
SDXCメモリーカードとは?
SDXCメモリーカードとは、SDアソシエーションによって制定された大容量メモリーカードの規格です。従来のSD/SDHCメモリーカードの32GBを超える大容量データに対応し、最大2TBまでの容量をサポートしています。さらに、高速なデータ転送速度を実現するUHS-IおよびUHS-IIバスインターフェースを搭載しており、高速で安定したデータのやり取りが可能です。SDXCメモリーカードは、高画質の動画やRAW画像の大容量データを扱うプロフェッショナルユースから、大量のデータを扱う一般ユーザーまで、幅広い用途に対応しています。
SDXCメモリーカードの特長
–SDXCメモリーカードの特長–
SDXCメモリーカードは、最大2TBという大容量と高速なデータ転送速度が特徴です。最大読み込み速度は300MB/秒、最大書き込み速度は260MB/秒と、従来のSDHCメモリーカードよりも大幅に高速化されています。また、exFATファイルシステムに対応しているため、4GB以上のファイルを保存することができます。これにより、高解像度の動画や大量の写真を快適に扱えるようになっています。さらに、SDXCメモリーカードは高い信頼性を誇り、誤消去防止機能や耐衝撃性、耐湿性などの機能が搭載されています。
SDXCメモリーカードの規格
-SDXCメモリーカードの規格-
SDXC (Secure Digital eXtended Capacity) メモリーカードは、大容量ストレージデバイスの規格であり、最大 2TB のデータを格納できます。SD 2.0規格に基づいており、SDHC (Secure Digital High Capacity) メモリーカードの拡張版です。SDXCカードは、大容量ファイルの保存や処理が必要なデジカメ、ビデオカメラ、その他のポータブルデバイスに適しています。
SDXCカードは、SDXC対応のホスト機器でのみ使用できます。従来のSDカードやSDHCカードとの互換性はありません。また、SDXCカードはexFATファイルシステムを使用しており、FAT32ファイルシステムを使用したSDカードやSDHCカードとは異なります。exFATファイルシステムは、大容量のファイル分割をサポートし、SDXCカードの大容量に対応しています。
SDXCメモリーカードの用途
SDXCメモリーカードの用途は広範に及びます。最も一般的な用途は、デジタルカメラやビデオカメラに長時間撮影した高解像度の画像や動画を保存することです。大容量のSDXCカードは、スマートフォンやタブレットに外部ストレージを追加するのにも適しています。さらに、音楽ライブラリーやバックアップファイルの保存に使用することもできます。また、SDXCカードは、ゲーム機やカーナビゲーションシステムなどの電子機器の拡張可能なストレージとしても使用できます。
SDXCメモリーカードと他のメモリーカードとの比較
SDXCメモリーカードは、大容量と高速性を兼ね備えたメモリーカードの規格です。他のメモリーカード規格と比較して、大きく3つの特徴があります。
1つ目は容量です。SDXCメモリーカードは最大2TBの容量をサポートしています。これは、一般的なSDメモリーカード(2GB)の約1,000倍の容量です。大量の写真、動画、音楽などのデータを保存できます。
2つ目は速度です。SDXCメモリーカードには、高速データ転送速度を可能にするUHS-IとUHS-IIというインターフェースが搭載されています。これにより、高速でデータの読み書きが可能になります。
3つ目は互換性です。SDXCメモリーカードは、SDXC対応機器でのみ使用できます。ただし、SDXCアダプターを使用することで、SDHC対応機器でも使用することができます。