『FPD』ってなんだろう？フラットパネルディスプレーの全て
ITの初心者
先生、『FPD』って何ですか？
IT･PC専門家
『flat panel display』の頭文字からなるIT用語ですよ。日本語では『フラットパネルディスプレー』と呼びます。
ITの初心者
『フラットパネルディスプレー』とはどういうものですか？
IT･PC専門家
テレビやパソコンの画面で、厚みが薄くて平面のもののことです。ブラウン管とは異なり、薄くて軽く、消費電力も少ないのが特徴です。
FPDとは。
「FPD」とは、「フラッドパネルディスプレイ」の略で、「flatpanel display」の頭文字をとったIT用語です。
FPDとは？
に記されている-「FPD」-とは、「フラットパネルディスプレー」の略称です。液晶ディスプレイ（LCD）や有機ELディスプレイ（OLED）などの平らなディスプレイパネルを指します。従来のブラウン管ディスプレイに代わる最新のディスプレイ技術として注目を集めています。
FPDの種類
FPDの種類
FPDには、さまざまな種類があります。主な種類として、以下が挙げられます。
* -液晶ディスプレイ（LCD）-電圧によって液晶の偏光状態を制御し、それを光で透過・反射させることで映像を表示します。
* -有機ELディスプレイ（OLED）-有機発光ダイオード（OLED）を使用して、電流を流すことで光を発するパネルです。
* -プラズマディスプレイ（PDP）-プラズマ放電によって発光させる、特殊なガスが充填されたパネルです。
* -電子ペーパーディスプレイ（EPD）-電荷の移動によって表示される、反射型のディスプレイです。
* -フィールドエミッションディスプレイ（FED）-電界によって電子を放射して発光させる、真空中に配置されたディスプレイです。
FPDの用途
FPDとは、フラットパネルディスプレーの略で、液晶ディスプレー（LCD）、有機ELディスプレー（OLED）、プラズマディスプレー（PDP）などの薄い画面タイプのディスプレーのことです。その用途は多岐にわたります。
家庭用テレビFPDは、テレビの主流となっています。薄型で軽量なので、壁掛けや設置が容易です。
スマートフォンやタブレットFPDは、携帯電話、スマートフォン、タブレットなどの小型デバイスに欠かせません。高解像度の表示が可能で、ゲームや動画鑑賞に適しています。
パソコンやモニターFPDは、パソコンやモニターにも広く使用されています。高コントラスト比と鮮やかな色再現が特徴で、設計や画像編集などの作業に適しています。
デジタルサイネージFPDは、広告や情報を表示するデジタルサイネージにも使われています。高輝度で目が引くため、店舗や公共施設などで多く見られます。
医療機器FPDは、レントゲン画像やCTスキャン画像を表示する医療機器にも用いられています。高精細な表示が可能で、正確な診断に役立ちます。
FPDのメリット・デメリット
液晶テレビやパソコンの画面などに使われているフラットパネルディスプレー（FPD）は、従来のブラウン管に比べて薄く、軽量で、省電力が特長です。しかし、メリットの反面、デメリットもあります。
-メリット-としては、薄さと軽さが挙げられます。ブラウン管テレビやディスプレイに比べて格段に薄く、場所を取りません。さらに、軽量なので、持ち運びや設置が容易です。また、FPDは省電力で、ブラウン管ディスプレイに比べて消費電力が少なくなっています。
一方、-デメリット-としては、画質の面でブラウン管に劣るということがあります。ブラウン管は、より広い色表現が可能なため、特に暗部の表現に優れています。また、可視角度が狭いというデメリットがあります。斜めから見ると、コントラストが低下したり、色が変化したりします。加えて、FPDは製造コストが高いため、ブラウン管ディスプレイよりも価格が高い傾向にあります。
FPDの未来
FPDの未来は、ますます明るく輝いています。次世代のFPDは、より薄く、より軽く、より柔軟性があり、さらなる高解像度化と低消費電力化が期待されています。また、折り畳みや曲げられるような柔軟性により、新しい用途や可能性が広がると考えられています。さらに、タッチ機能の向上や生体認証機能の搭載など、ユーザーインターフェイスの強化にも注目が集まっています。これらの進化により、FPDは医療、自動車、ウェアラブルデバイスなどのさまざまな分野で、より多くのアプリケーションに使用されることが期待されています。