PASMOまるわかり！Suicaとの違いや使い方徹底解説
ITの初心者
『PASMO』が何なのかを教えてください。
IT･PC専門家
『PASMO』は、ソニーのFeliCa技術を採用した非接触型ICカードで、定期券や電子マネーとしての機能を持ちます。
ITの初心者
FeliCa技術とは何ですか？
IT･PC専門家
FeliCaは、スマートフォンやICカードなどに埋め込まれる、近距離無線通信技術です。非接触でデータの読み書きが可能で、Suicaなどの電子マネーや改札を通るための交通系ICカードなどで利用されています。
PASMOとは。
「PASMO」とは、株式会社パスモが発行する、定期券と電子マネーが使える非接触型ICカードです。ソニーのFeliCa技術を採用しており、機能はSuicaとほぼ同じです。
平成19年（2007）3月にサービスを開始し、最初は首都圏の私鉄・地下鉄・バス会社でSuicaと相互利用できるカードとして導入されました。平成25年（2013）3月からはSuicaをはじめとする他の地域の9種類のICカードとも相互利用が可能になりました。
「PASMO」という名前は、関東で使われていた磁気カード「パスネット」の「PAS」と、「もっと便利に」という意味の「MORE」の「MO」を合わせた造語です。「PASMO」の「モ」には、「電車も、バスも、あれも、これも」という意味も込められています。「PASMO」は株式会社パスモの登録商標です。
PASMOとは
PASMOとは
PASMO（パスモ）とは、首都圏の鉄道やバスで利用できる交通系ICカードです。2007年に導入され、Suicaと同様に、改札機へのタッチや電子マネーとしての利用が可能です。PASMOは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の鉄道やバス会社を中心に、エリア内で多くの路線で利用できます。
PASMOの特徴
PASMOの特徴として、地域限定のサービスが充実していることが挙げられます。PASMOは関東地方で利用できる交通系ICカードですが、東京メトロのPASMO定期券以外は全国の交通機関で利用可能となっています。また、PASMOと連携した各種サービスも提供されており、ポイントが貯まる「PASMOポイントサービス」や、乗り降り履歴が確認できる「PASMO履歴サービス」などが利用できます。さらに、PASMOはSuicaと同様に駅の自動券売機やコンビニエンスストアなどで購入・チャージが可能で、使い勝手が良いのも特徴です。
Suicaとの違い
Suicaとの違い
PASMOとSuicaは一見よく似ていますが、運営会社や利用可能エリアに違いがあります。
PASMOは東京メトロと都営地下鉄などの東京圏の鉄道会社が発行しているのに対し、SuicaはJR東日本が発行しています。そのため、利用可能エリアはPASMOが東京都とその周辺地域、SuicaがJR東日本の路線が中心となっています。
また、PASMOはオートチャージ機能に対応していますが、Suicaは非対応です。しかし、SuicaはJR東日本のモバイルアプリ「モバイルSuica」を利用することで、オートチャージ機能を追加できます。
PASMOの使用方法
PASMOを利用する方法としては、Suicaと同様に、JR改札でのタッチや、コンビニや自動販売機の支払いに使用できます。チャージの方法は、定期券売り機やコンビニエンスストア、PASMOチャージ機など、さまざまな場所で行えます。切符を購入する際は、駅構内の自動券売機で「PASMO」を選択し、タッチするだけで完了です。バスや地下鉄などでは、対応する読み取り機にタッチします。残高確認については、駅構内の残高照会機や、対応するコンビニエンスストアなどで確認できます。
PASMOのメリット・デメリット
PASMOのメリットには、Suicaと同じように交通機関やコンビニエンスストアでの買い物に利用できるという利便性の高さがあります。また、オートチャージ機能を利用することで、残高不足による改札通過の失敗を防げます。さらに、特定のエリアではPASMOを使ったポイント還元サービスが受けられるなど、お得な特典も充実しています。
PASMOのデメリットとしては、Suicaと比べて利用エリアが限定されていることが挙げられます。そのため、都心部以外の地域ではSuicaの方が便利です。また、PASMOにチャージすると手数料がかかる点も注意が必要です。さらに、紛失や盗難時にはSuicaと異なり、記名式PASMOのみ再発行が可能です。