WPSとは？無線LAN機器の設定を簡単に！
ITの初心者
IT用語の『WPS』について教えてください。
IT･PC専門家
『WPS』は「Wi-Fi Protected Setup」の略で、無線LAN機器の設定方法の規格です。
ITの初心者
異なるメーカーの機器でも、簡単に接続やセキュリティ設定ができるということですか？
IT･PC専門家
その通りです。WPSに対応している機器同士であれば、煩雑な設定をせずに接続やセキュリティの設定を行うことができます。
WPSとは。
「WPS（Wi-Fi Protected Setup）」は、無線LAN機器の設定を簡素化する規格です。異なるメーカーの機器であっても、WPS規格に対応していれば、簡単な手順で無線LANに接続したり、セキュリティ設定を行ったりできます。
WPSとは？
-WPSとは？-Wi-Fi Protected Setup（WPS）とは、Wi-Fiネットワークに新しいデバイスを簡単に接続するための、便利な機能です。WPSを使用することで、パスワードを入力したり、複雑な設定を行うことなく、ボタンを押すだけでデバイスをネットワークに追加できます。この機能は、ルーターやアクセスポイントなどのWi-Fi機器に組み込まれており、幅広く利用されています。
WPSのメリット
-WPSのメリット-
WPS（Wi-Fi Protected Setup）は、無線LAN機器を簡単に設定できる便利な機能です。その最大のメリットは、パスワードの入力が不要なことです。機器同士のボタンを押すだけで、暗号化された安全な接続が確立できます。また、WPSをサポートする機器であれば、メーカーや機種が異なっていても簡単に接続できます。このため、自宅やオフィスで複数の無線LAN機器を使用する場合に便利です。さらに、WPSは設定が簡単なので、初心者でも安心して利用できます。
WPSを使用する手順
WPSを使用する手順
WPS（Wi-Fi Protected Setup）を使用すると、面倒なパスワードの入力なしに簡単に無線LAN機器の設定ができます。手順は次のとおりです。
1. ルーターのWPSボタンを押します。
2. 設定する機器（パソコン、スマートフォンなど）でWPS機能を有効にします。
3. 機器をルーターに近づけます（距離は機器によって異なります）。
4. 機器が自動的にルーターと接続されます。
WPSの注意点
WPSの注意点
WPSを利用する際には、知っておくべき注意点があります。まず、セキュリティが他方式に比べて低いという点です。WPSではPINコードを手軽に入力する分、悪意のある第三者にこのコードを傍受され、ネットワークに侵入される恐れがあります。
また、すべての無線LAN機器がWPSに対応しているわけではない点にも注意が必要です。WPSを利用する際は、接続する機器が対応していることを確認しましょう。さらに、WPSは初期設定のみの利用が推奨されています。長期的にWPSを利用し続けると、上記のようなセキュリティ上のリスクが高まります。設定後はWPSを無効にし、よりセキュアな方式（WPA2またはWPA3）に変更することをおすすめします。
WPSの活用事例
WPSの活用事例
WPSは、主に家庭や小規模オフィスなどの小規模ネットワークの設定において利便性を発揮します。簡単に言えば、ネットワークデバイスを接続するためのパスワードを手動で設定する必要がなく、ボタンを押すだけで設定を完了できます。この機能は、テクノロジーに詳しくないユーザーや、デバイスを素早く簡単に設定したい場合に非常に役立ちます。たとえば、新しいプリンターをネットワークに追加したり、ゲストのデバイスを一時的に接続したりするときに、WPSが役立ちます。