EDIとは?企業間における電子データ交換について
-EDIの仕組み-
EDI(電子データ交換)は、企業間で標準化された電子フォーマットを使用してデータをやり取りする仕組みです。手動によるデータ入力やファックス送信などの従来の方法によるデータのやり取りに取って代わります。EDIでは、取引文書(注文書、請求書、納品書など)がコンピュータで生成され、相手方のコンピュータに直接送信されます。
EDIシステムは、次のコンポーネントで構成されています。
* -翻訳ソフトウェア-取引文書をEDIフォーマットに変換します。
* -VAN(付加価値ネットワーク)-データの安全かつ信頼できる伝送を可能にするネットワークプロバイダーです。
* -受信者ソフトウェア-受信したEDIデータを自社のシステムの形式に変換します。
EDIプロセスでは、次の手順が行われます。
1. 送信側は取引文書をEDIフォーマットに変換します。
2. 翻訳ソフトウェアを使用して、データをVANに送信します。
3. VANは、データを安全に受信者に転送します。
4. 受信側の受信者ソフトウェアを使用して、データを自社のシステムの形式に変換します。