IT用語『文字コード』とは?
ITの初心者
文字コードについて教えてください。
IT・PC専門家
文字コードとは、文字や記号をコンピューターで扱えるように個別に割り当てられた符号のことです。これにより、各文字や記号を数値に変換して処理できます。
ITの初心者
英数字を扱うASCIIとは何ですか?
IT・PC専門家
ASCII(アスキー)は、欧米の英数字を1バイト(最大256文字)で表現する文字コード体系です。コンピューターや通信機器で広く使用されています。
文字コードとは。
文字コードとは、コンピューター上で文字や記号を扱うために、それぞれに割り当てられた固有の符号のことです。英数字などの欧米言語は1バイト(最大256文字)の情報量で表現され、ASCII(アスキー)という文字コード体系が広く用いられています。
漢字など字種の多い言語では、独自の文字コード体系が存在します。日本では、2バイトの情報量(最大65,536文字)を持つJISコード、シフトJISコード、EUCの3種類があります。
ちなみに、文字コードは「キャラクターコード」とも呼ばれます。
文字コードとは何か
文字コードとは、コンピューターが文字を識別するための方式です。コンピューターは数字しか理解できないため、各文字に固有の数字(コード)を割り当て、そのコードを介して文字を処理しています。文字コードの仕組みは、アルファベットや記号などの文字にそれぞれ数字を対応させるもので、この対応関係により、コンピューターが異なる言語やシステム間で文字を正しく表示したり処理したりすることができます。
ASCIIとは
ASCII(アメリカ情報交換標準コード)は、コンピューターや通信システム間でテキストデータをやり取りするための文字コードです。7ビットのコードで表され、128文字を定義しています。英語のアルファベット、数字、記号が中心となっており、世界中で広く使用されています。ASCIIは、コンピューターの初期の時代から使用されてきた歴史のあるコードで、現在でも広くサポートされています。
日本語の文字コード
-日本語の文字コード-
日本語の文字をコンピュータで扱うためには、文字コードが必要です。文字コードとは、文字ごとにユニークな数字を割り当てる仕組みのことです。これにより、コンピュータは文字を識別し、表示することができます。
日本語の文字コードには、JIS X 0208やUnicodeなどのさまざまな種類があります。JIS X 0208は日本の産業規格で、漢字、ひらがな、カタカナ、半角英数字などの日本語の基本的な文字をコード化しています。Unicodeは国際規格で、日本語だけでなく世界のさまざまな言語の文字をコード化できます。
文字コードの種類
文字コードの種類は多岐にわたります。最も一般的なのはASCII(アメリカ標準情報交換コード)で、英語などの256文字を表現します。UnicodeはUnicodeコンソーシアムによって策定された国際的な文字コードで、世界中のほとんどの言語をカバーしています。UTF-8はUnicodeの可変長符号化形式で、インターネット上で広く使用されています。また、特定の言語または地域に特化した文字コードもあります。たとえば、日本語にはシフトJIS、EUC-JP、UTF-8などがあります。
文字コードが重要な理由
文字コードが重要な理由 コンピューターシステム間でデータを正しく送信・受信するためには、文字コードが不可欠です。文字コードを使用することで、それぞれの文字が特定のバイナリコードに対応付けられます。これにより、異なる言語やプラットフォームでも、文字を正しく表示・処理することができます。また、データの整合性を保ち、データの誤解釈や破損を防ぎます。さらに、文字コードは、データの検索、並べ替え、比較などのデータ処理においても重要な役割を果たし、データの有効活用を可能にします。