UMDとは?万能メディアディスクの仕組みと歴史
-UMDの定義と特徴-
ユニバーサルメディアディスク(UMD)とは、ソニーが開発した光学ディスクの一種で、主にPlayStation Portable(PSP)用に使用されていました。このディスクは、長さ60mm、幅64mm、厚さ6.4mmの小型で円形の形状をしています。
UMDの主な特徴の一つは、マルチメディアの統合です。音楽、映画、ゲームなどのさまざまなメディアタイプを単一のディスクに収録することができます。また、大容量で、最大1.8GBのデータを保存できます。これにより、大規模なゲームや高品質のマルチメディアコンテンツの保存が可能になりました。
UMDは、耐久性と耐傷性にも優れています。ディスクの表面にはハードコーティングが施されており、傷や汚れに強い構造になっています。さらに、ディスクはケースに収納されているため、外部の衝撃から保護されています。