IT用語「終端抵抗」の仕組みと役割を解説
終端抵抗とは、電子回路における重要なコンポーネントです。信号の末端部で、反射やノイズの発生を防ぐ役割を担っています。電気信号は、特定の方向に流れるため、伝送路の終端で行き止まりになると、信号が反射してしまいます。この反射は、機器や回路に悪影響を及ぼす可能性があります。
終端抵抗は、この反射を防ぐために使用されます。信号の末端に接続されると、抵抗が信号を吸収し、反射を低減します。これにより、信号が安定して伝送され、回路の誤動作やノイズの発生を防ぐことができます。