プログラミング言語

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インタープリター言語とは?仕組みや特徴を解説

インタープリター言語とは、プログラムを実行する際にソースコードを一度に全体をコンパイルするのではなく、逐次解釈(インタープリテーション)する言語のことです。インタープリターと呼ばれるソフトウェアが、ソースコードの各行を読み込み、その行の意味を解釈して実行します。この処理は、プログラムが完了するまで逐次繰り返されます。
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IT用語『Microsoft Visual Basic』ってなに?

-Visual Basicの概要- Microsoft Visual Basicは、ビジュアルプログラミング言語の一種で、イベント駆動型プログラミングに対応しています。ビジュアルプログラミングとは、コード表記ではなく、視覚的にインターフェイスを作成できることを指します。グラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)を容易かつ迅速に設計できるため、初心者向けのプログラミング言語として広く利用されています。 また、Visual Basicはオブジェクト指向言語でもあり、データとコードをカプセル化したオブジェクトを中心にプログラムを構成します。これにより、再利用可能で堅牢なコードを作成することができます。さらに、Visual Basicは統合開発環境(IDE)が提供されており、コードの編集、デバッグ、実行をシームレスに実行できます。このIDEは、コード補完機能やエラーチェック機能を備えており、開発効率の向上に貢献します。
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Javaとは?〜特徴と用途を解説

Javaの概要 Javaは、サン・マイクロシステムズ社が開発したプラットフォーム非依存のプログラミング言語です。1995年にリリースされて以来、世界中で広く使用されています。Javaは、「一度書けば、どこでも実行できる」(Write Once, Run Anywhere)というスローガンで知られています。つまり、Javaで書かれたプログラムは、異なるオペレーティングシステムやハードウェアアーキテクチャを持つコンピュータ上で実行できます。これは、Java Virtual Machine(JVM)というソフトウェアが、Javaプログラムを対象のプラットフォームに固有のコードに変換するためです。
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COBOLとは?特徴と今後の展望

「COBOLの概要」 COBOL(Common Business-Oriented Language)は、ビジネスアプリケーション向けの汎用プログラミング言語です。1959年に開発され、今日まで銀行、保険、政府機関などのビジネスセクターで広く使用されています。COBOLは、データ処理の複雑な要件を明確かつ効率的に表現するように設計されており、大量のデータ管理とレポート作成に優れています。
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Visual Basicとは?初心者でもわかるその特徴と活用方法

Visual Basicの概要と特徴 Visual Basicは、初心者にもわかりやすい視覚的な開発環境を備えたプログラミング言語です。イベント駆動型で、ユーザーの操作(マウスクリック、ボタン押下など)に応じてコードを実行します。インターフェイスはグラフィカルで、ドラッグアンドドロップ操作でオブジェクトを配置してアプリケーションを作成できます。構造化された構文を持ち、コードの整理と理解が容易です。また、豊富なライブラリが用意されており、さまざまなタスクを実行できるため、アプリケーション開発を効率化できます。これらの特徴により、Visual Basicは初心者だけでなく、プロの開発者にも人気の高い言語となっています。
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低級言語とは?仕組みと種類を徹底解説

低級言語とは、コンピュータのハードウェアのアーキテクチャに密接に関連する、人間が理解しにくい言語のことです。低級言語は、CPUのレジスタやメモリといったハードウェアの構造や動作を直接操作する命令で構成されています。 そのため、低級言語は特定のハードウェアに依存しており、異なるハードウェアに移植すると動作しません。しかし、低級言語はハードウェアに近いレベルでコンピュータを制御できるため、効率的なコードの生成が可能です。そのため、オペレーティングシステムやデバイスドライバなどのハードウェアに密接に依存するソフトウェアの開発に主に使用されています。
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スクリプト言語ってなに?

スクリプト言語とは、コンピュータ上でタスクを自動化するために設計された、解釈型のプログラミング言語の一種です。これらの言語は通常、構文が簡潔で学びやすく、人間が読んでも理解しやすいのが特徴です。スクリプト言語は、一般的なプログラミング言語とは異なり、事前にコンパイルする必要はなく、インタプリタによって実行時に解釈されます。
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高級言語とは?わかりやすく解説

高級言語の特徴 高級言語は、人間にとって自然な方法でコンピューターに指示を出すことができます。そのため、プログラムの開発と保守が容易になります。また、高級言語はプラットフォームに依存しないことが多く、さまざまなコンピューターシステムで実行できます。さらに、高級言語は抽象化をサポートしており、プログラマーは具体的なシステムの詳細に煩わされることなく、アプリケーションのロジックに集中できます。
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コンパイラとは?プログラミング言語を機械語に変換する重要なプログラム

コンパイラとは、プログラミング言語で記述されたソースコードを、コンピューターが直接実行できる機械語に変換するソフトウェアのことです。コンパイラは、ソースコードの構文解析、意味解析、最適化などの処理を行い、最終的に機械語のオブジェクトコードを生成します。このオブジェクトコードは、オペレーティングシステムによって実行可能な形式に変換され、コンピューター上で動作します。コンパイラは、プログラミング言語とコンピューターアーキテクチャのギャップを埋める重要な役割を果たしています。
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IT用語『プログラマー』について理解しよう

プログラマーとは、コンピュータープログラムを作成する専門家のことです。彼らは、特定の問題を解決したり、タスクを自動化したりするためのソフトウェアの設計、コーディング、テストを担当します。プログラマーは、コンピューター科学の知識と、プログラミング言語やソフトウェア開発ツールの習熟度を必要とします。彼らは通常、チームの中で仕事を行い、他のエンジニアやプロジェクトマネージャーと協力して、複雑なソフトウェアシステムを構築します。
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FORTRANとは?世界初の実用高級言語

FORTRANの概要 FORTRAN(Formula Translation)は、1957年にIBMによって開発された世界初の実用的な高級言語です。数学や科学計算に特化しており、その主な目的は、複雑な数式をより簡単に効率的に表現することでした。FORTRANは手続き型言語であり、一連の命令を順番に実行します。配列、ループ、分岐などの基本的な構造を備え、数学計算、数値シミュレーション、データ分析など、幅広い科学的および工学的な分野で広く使用されています。FORTRANは、その安定性、効率性、移植性により、今日でも広く使用されている重要な言語の1つです。
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プログラムとは?コンピューターが理解する手順書

-プログラムの定義- プログラムとは、コンピューターが特定のタスクを実行するために従う手順の一連です。それは、コンピューターが理解し、解釈して、所望の結果を生成するための言語で書かれています。プログラムは、特定の目的や機能を果たすように設計されています。たとえば、ゲームを実行したり、データを格納したり、計算を実行したりすることができます。
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IT用語『VB』の意味と基礎知識

VB(Visual Basic)とは、マイクロソフトが開発したプログラミング言語です。ビジュアル開発環境を備えているため、初心者でも簡単にプログラムを作成できます。Visual Basicは、Windowsアプリケーションの開発に特化しており、ユーザーインターフェイスの設計やデータベースとの接続などに適しています。VBは、Webアプリケーションやモバイルアプリケーションの開発にはあまり向いていません。
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C言語とは?その特徴と活用分野

C言語の概要 C言語は、1972年にデニス・リッチーによって開発された汎用プログラミング言語です。他のプログラミング言語とは異なり、C言語はハードウェアの制御を直接行うことができ、高い効率と実行速度が特徴です。また、移植性に優れているため、さまざまなプラットフォームやオペレーティングシステムで動作することができます。C言語は、システムプログラミング、組込みシステム、リアルタイムシステムなど、ハードウェアに依存した領域の開発に適しています。
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IT用語『プログラミング言語』

-プログラミング言語とは- プログラミング言語とは、コンピューターに特定のタスクを実行させるために人間が使用する形式言語です。人間が理解できる自然言語とは異なり、プログラミング言語はコンピューターによって解釈される形式的な構文と語彙を持ち、明確で体系的なものです。プログラミング言語は、ソフトウェアアプリケーション、Webサイト、モバイルアプリケーションなど、さまざまなソフトウェア製品の作成に使用されます。
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バッカス・ナウア記法とは?仕組みと用途を解説

<バッカス・ナウア記法の概要> バッカス・ナウア記法 (BNF) は、コンピュータ言語の構文を記述するために使用される形式言語です。BNF は、生産規則のセットを使用して言語の構文を定義し、非終端記号と終端記号という 2 つのタイプの記号を使用します。非終端記号は言語の構文要素を表し、終端記号は実際の言語内の基本的な単位 (キーワード、識別子など) を表します。生産規則は、記号のシーケンスを別々の 記号のシーケンス に変換するためのルールを定義します。BNF を使用すると、言語の構文を明瞭かつ簡潔に定義でき、コンピュータ言語処理ツールの作成に使用できます。
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ソースコードとは?コンピューターが理解できる言語とは

ソースコードの役割は、コンピューターにタスクを実行させるための指示を提供することにあります。ソースコードは人間が読める形式で書かれており、コンピューターが理解できるようにコンパイルまたはインタプリタ処理する必要があります。このコードは、特定のタスクを遂行するための命令のシーケンスで構成されており、オペレーティングシステムやソフトウェアアプリケーションの基盤を形成します。
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IT用語『ALGOL』とは?概要と影響

ALGOLとは、1958年に発表された革新的なプログラミング言語です。ALGOLはアルゴリズム指向言語であり、数値計算や科学技術計算を容易にすることを目的として設計されました。ブロック構造、再帰、動的配列などの現代のプログラミング言語で広く使用されている重要な概念を導入しました。ALGOLは、コンピュータサイエンスの発展に大きな影響を与え、後の多くのプログラミング言語の基礎となりました。
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コンパイラー言語とは?特徴とインタープリターとの違い

コンパイラー言語とは、実行前にソースコードを機械語と呼ばれるコンピュータが直接実行できる形式へと変換するプログラミング言語です。この変換プロセスはコンパイルと呼ばれ、コンパイラと呼ばれるプログラムによって実行されます。コンパイラ言語で書かれたプログラムは、コンパイルされると実行可能なバイナリファイルが生成され、さまざまなプラットフォームで実行できます。このプロセスにより、コンパイラー言語はパフォーマンスが優れ、信頼性の高いコードを作成できます。
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プログラミングとは?コンピューターを動かす仕組みを解説

プログラミングとは、コンピューターに特定のタスクを実行させるための指示を与えるプロセスです。 これらの指示は、コンピューターが理解できる形式で書かれた一連のコードとして表現され、プログラミング言語と呼ばれます。プログラミングでは、問題を論理的な手順に分解し、コンピューターにコンパイルできるコードに変換する必要があります。 実行すると、このコードはコンピューターの処理装置に命令を送り、コンピューターに具体的なアクションを実行させます。
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逆コンパイルとは?初心者にやさしい解説

逆コンパイルの概要 逆コンパイルは、バイナリコード(実行可能なコード)を、それを生成したソースコードまたはより人間が読める中間表現に変換するプロセスです。これにより、開発者は、ソフトウェアの動作や内部構造を理解し、特定の問題を特定したり、互換性を向上させたりできます。逆コンパイルは、ソフトウェアのデバッグ、改ざん防止の回避、またはセキュリティの脆弱性の分析など、さまざまな目的で使用できます。また、古いソフトウェアシステムのメンテナンスや移行にも役立つ可能性があります。
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IT用語「BN記法」ってなに?バッカス・ナウア記法を理解しよう

BN記法とは、文法を形式的に定義するために使用される記法です。コンピュータサイエンスの分野で文法を記述する際に広く採用され、プログラミング言語の構文を明確かつ簡潔に定義するために利用されています。この記法は、「バッカス・ナウア記法」とも呼ばれ、二人の数学者であるジョン・バッカスとピーター・ナウアによって考案されたことに由来しています。
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コンピューター言語「PL/I」の全て

-PL/Iとは- PL/I(Programming Language One)は、1964年にIBMによって開発された汎用手続き言語です。科学技術計算、商用データ処理、システムプログラミングなど、幅広い分野で使用されました。PL/Iは、複数のプログラミングパラダイム(手続き型、オブジェクト指向、論理型など)を組み合わせた設計で、柔軟かつ強力な言語でした。また、構造化プログラミングをサポートしており、メンテナンス性と保守性の向上に貢献しました。