分散コンピューティング

インフラに関する用語

分散コンピューティングとは?仕組みとメリットを解説

分散コンピューティングとは、単一のコンピュータシステムではなく、複数のコンピュータまたはノードをネットワークで接続し、1つの大きなコンピューティングシステムとして機能させる技術です。各ノードは、タスクの一部を担当し、他のノードと連携して全体的なタスクを完了します。この分散したアーキテクチャにより、大規模な計算を並列処理でき、より高速で効率的な処理が可能になります。分散コンピューティングは、データ分析や科学研究、金融モデリングなどの幅広い用途に活用されています。
ネットワークに関する用語

IT用語の『P to P』について

-P to Pとは何か?- IT用語における「P to P」とは、「Peer to Peer」の略語で、「対等」という意味を表します。通常、コンピューターネットワークにおいて、クライアントとサーバーという役割が明確に分かれています。しかし、P to Pでは、すべての参加者がコンピューターの機能をクライアントとサーバーの両方に兼ね備えており、お互いにネットワーク上のリソースを共有できます。言い換えれば、P to Pネットワークでは、階層構造がなく、すべての参加者が対等な立場でネットワークを利用しているのです。
ネットワークに関する用語

グリッドコンピューティングの仕組みと活用方法

グリッドコンピューティングとは、地理的に離れた複数のコンピュータをネットワークで接続し、仮想的な単一コンピュータシステムとして活用する技術のことです。各コンピュータは、個々のタスクやサブタスクを担当し、全体として大きな計算処理を実行します。グリッドは、並列分散処理の一形態であり、膨大な計算リソースを効率的に利用することができます。