バッカス記法とは – IT用語解説
バッカス記法の概要
バッカス記法は、構文を形式的に記述する形式言語の一種です。プログラミング言語、データ構造、またはその他の形式仕様を記述するために広く使用されています。バッカス記法では、構文を再帰的に定義された規則の集合として表現します。各規則は、生産規則と呼ばれ、左辺と右辺から構成されます。左辺は非終端記号で、右辺は終端記号と他の非終端記号のシーケンスです。この構造により、構文を階層的に記述し、複雑な構文を単純な構成要素に分割することができます。