標準化

その他

ヨーロッパ電子計算機工業会(ECMA)

ヨーロッパ電子計算機工業会(ECMA)は、情報通信技術の業界標準を策定する非政府組織です。1961年にフランスのパリで設立され、現在はスイスのジュネーブに本部を置いています。ECMAの主な活動は、情報交換、標準化、認証の3つの分野にあります。ECMAの会員は、電子計算機、通信、情報技術の分野におけるメーカー、ユーザー、研究機関で構成されています。
システム開発に関する用語

『The Open Group』について – UNIX標準化を推進する業界団体

-The Open Groupの概要- The Open Groupは、UNIXと関連技術の標準化に焦点を当てた業界団体です。1996年にOpen Software Foundation (OSF) とX/Open Company Ltd.の合併により設立されました。 グループの主な使命は、共通の開発プラットフォームと相互運用性を促進するオープン標準を作成・維持することです。その標準は、ソフトウェア開発、システム管理、セキュリティなどのさまざまな分野をカバーしています。The Open Groupはまた、認定プログラムやトレーニングを提供し、ベストプラクティスの普及に努めています。
インフラに関する用語

電気電子学会IEEEとは?

-IEEEの概要- 電気電子学会IEEE(アイ・トリプル・イー)は、電気電子工学の分野で世界をリードする専門家組織です。1884年に設立され、現在では160カ国以上に40万人を超える会員を擁しています。 IEEEのミッションは、「革新的な電気電子工学技術の開発、普及、適用によって、世界の利益に貢献すること」です。IEEEは、技術誌の発行、会議の開催、規格の制定など、幅広い活動を展開しています。 IEEEは、電気工学、電子工学、計算機工学、ソフトウェア工学など、さまざまな電気電子工学の分野を網羅しています。また、電力、通信、電子機器、計算機など、産業分野にもまたがっています。 IEEEは、電気電子工学の専門家が集う世界最大のコミュニティであり、業界標準の策定、技術の向上、専門家の育成に重要な役割を果たしています。
WEBサービスに関する用語

クロスブラウザ対応徹底ガイド

クロスブラウザ対応とは、作成したウェブサイトやウェブアプリケーションを、異なるウェブブラウザ(Google Chrome、Mozilla Firefox、Safari など)で正しく表示・動作させることです。つまり、ユーザーが使用するブラウザに関係なく、ウェブサイトが同じように表示され、同じ機能が利用できることを目指します。 クロスブラウザ対応は、ユーザーの利便性向上に不可欠です。ユーザーは、使用しているブラウザに関係なく、ウェブサイトにアクセスして同じエクスペリエンスを享受できるべきだからです。また、検索エンジンがウェブサイトをインデックスする場合にも、クロスブラウザ対応は重要な要因となります。検索エンジンは、さまざまなブラウザで正しく表示されるウェブサイトを上位に表示する傾向があります。
ハードウェアに関する用語

SDアソシエーションとは?役割と概要を解説

SDアソシエーションは、2000年にSDメモリーカードの普及を目的に設立された組織です。当初は、松下電器産業、サンディスク、東芝など、メモリーカードの主要メーカー10社によって設立されました。これらの企業は、業界標準化を図り、消費者に広く受け入れられるSDメモリーカードの普及を目指すことで合意しました。
その他

IT用語「ECMA」とは?

ECMAとは、正式名称を「Ecma International」といい、情報技術に関わる標準化を行う組織のことです。1961年に設立され、ジュネーブに本部を置いています。当初は、「European Computer Manufacturers Association」の略称で、ヨーロッパのコンピュータメーカーによる団体でしたが、現在は世界的な標準化団体として活動しています。