浮動小数点数演算

ハードウェアに関する用語

FPU(浮動小数点演算装置)とは?仕組みと種類

FPU(浮動小数点演算装置)の基本 FPUは、コンピュータシステムの不可欠なコンポーネントであり、特に浮動小数点演算が必要とされるアプリケーションにおいて重要な役割を果たします。浮動小数点数は、科学技術計算やグラフィックスレンダリングなどの領域で使用される、小数点以下の桁数が非常に大きい数値を表す数値表現です。FPUは、これらの数値の演算処理を高速化し、全体のシステムパフォーマンスを向上させます。 FPUは通常、コンピュータのCPUに統合されており、浮動小数点演算に必要な追加の回路と論理を提供します。この追加ハードウェアにより、FPUは整数演算装置よりもはるかに高速に浮動小数点演算を実行できます。FPUは、加算、減算、乗算、除算などの基本的な浮動小数点演算をサポートしているだけでなく、平方根や三角関数などのより複雑な演算も処理できます。
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FPUってなに?わかりやすく解説

浮動小数点数演算装置(FPU)とは何か? 「FPU」とは「Floating Point Unit」(フロート・ポイント・ユニット)の略で、コンピュータの演算装置の一種です。FPUは、浮動小数点演算と呼ばれる、数値の非常に小さいものや大きなものを効率的に表現するための特別な演算を実行します。浮動小数点数は、指数部と仮数部から構成されており、指数部は数値の大きさ、仮数部は数値の精度を表します。FPUは、これらの数値を高速で高精度に演算することができ、科学計算、工学シミュレーション、グラフィックス処理などの分野で重要な役割を果たしています。