誤り検出

ネットワークに関する用語

CRCとは?デジタルデータ転送の誤り検出方法

CRC(巡回冗長検査)とは、デジタルデータ伝送における誤り検出手法です。送信側では、送信データにCRC値というチェックサムを付加します。受信側は、受信したデータのCRC値を計算し、送信側が計算したCRC値と比較します。両者のCRC値が一致しない場合、データに誤りが発生したことが検出されます。 CRCは、データの完全性を保証するために広く使用されています。例えば、ハードディスクドライブや光学メディアでは、データにCRC値を格納して、データを読み込んだ際に誤りが発生していないかを確認しています。また、ネットワーク通信においても、CRCを使用してパケットの誤りを検出し、正しく受信できたかを確認しています。CRCの利点は、データの損失や破損を迅速かつ効率的に検出できることです。
ハードウェアに関する用語

ECCメモリー:誤りを自動検出・訂正する機能

ECC(Error Correction Code)メモリーとは、誤りを自動的に検出し、場合によっては訂正できる特殊なタイプのメモリーです。通常のメモリーは、データを読み書きする際にまれにエラーが発生することがあります。これにより、データの破損やシステムのクラッシュが生じる可能性があります。 ECCメモリーは、データに特別な冗長性を追加することにより、この問題に対処します。この冗長性は、エラーを検出するための追加のチェックビットとして使用されます。エラーが検出されると、ECCメモリーは自動的にデータを読み込み直して正しい値を復元しようとします。また、一部のECCメモリーは、特定の種類のエラーを自動的に訂正することもできます。
ハードウェアに関する用語

RAWとは?データの誤り検出方式について

RAWとは一般的に、編集前のデジタル画像データを指します。キャプチャしたカメラのイメージセンサーからの未処理の出力を指し、画像処理や圧縮が一切行われていません。RAWデータは一般的に、カメラメーカー独自のRAWフォーマットで保存されます。