電子工学

ハードウェアに関する用語

プログラム可能なロジックデバイス(PLD)とは

プログラム可能なロジックデバイス(PLD)の概要 PLDは、特定のロジック機能を実行するようにプログラミング可能な電子デバイスの一種です。一般的なPLDには、プログラマブルアレイロジック(PAL)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)があります。PLDは、ディスクリートロジックデバイスの組み合わせよりもコストが低く、設計の柔軟性が高いのが特徴です。また、回路設計の複雑な作業を簡素化し、製品開発の時間を短縮できます。
インフラに関する用語

電気電子学会IEEEとは?

-IEEEの概要- 電気電子学会IEEE(アイ・トリプル・イー)は、電気電子工学の分野で世界をリードする専門家組織です。1884年に設立され、現在では160カ国以上に40万人を超える会員を擁しています。 IEEEのミッションは、「革新的な電気電子工学技術の開発、普及、適用によって、世界の利益に貢献すること」です。IEEEは、技術誌の発行、会議の開催、規格の制定など、幅広い活動を展開しています。 IEEEは、電気工学、電子工学、計算機工学、ソフトウェア工学など、さまざまな電気電子工学の分野を網羅しています。また、電力、通信、電子機器、計算機など、産業分野にもまたがっています。 IEEEは、電気電子工学の専門家が集う世界最大のコミュニティであり、業界標準の策定、技術の向上、専門家の育成に重要な役割を果たしています。
ハードウェアに関する用語

超小型処理装置(マイクロプロセッサー)とは

-マイクロプロセッサーの概要- マイクロプロセッサーは、コンピューターシステムの中核を担う小型で強力な電子機器です。これは、従来のコンピューターアーキテクチャを単一の集積回路(IC)に詰め込んだものです。マイクロプロセッサーには、中央演算処理装置(CPU)として機能する演算ユニット、データを一時的に格納するメモリユニット、データ処理に関する命令を実行する制御ユニットが搭載されています。 マイクロプロセッサーの主要な機能は、データの処理と制御です。入力された情報を処理し、事前にプログラムされた命令に従って計算を実行します。また、システムコンポーネント間の通信を管理し、入出力デバイスの操作を制御します。マイクロプロセッサーの処理能力は、クロック速度とビット数などの要素によって決まります。クロック速度は、毎秒実行できる命令の数を示し、ビット数は同時に処理できるデータの量を示します。
その他

JEITAとは?電子工学・情報技術分野の業界団体

日本電子工業振興協会(JEITA)は、電子工学・情報技術分野の業界団体です。その設立は、情報化社会の実現と、日本の電子産業の国際競争力の強化を目的として、1957年にさかのぼります。JEITAは、電子機器メーカー、部品メーカー、関連業界団体を含む、業界の幅広い関係者で構成されています。