高速データ通信

モバイルに関する用語

第3世代携帯電話:ITU規格準拠のデジタル方式

第3世代携帯電話(3G)は、国際電気通信連合(ITU)が定めた規格に従って開発されたデジタル式の携帯電話技術の総称です。従来のアナログ方式の第1世代携帯電話と、デジタル方式ながら通信速度が遅い第2世代携帯電話の後に登場し、高速データ通信やインターネットアクセスなど、より高度なサービスを提供します。3G技術は、W-CDMA(ワイドバンド符号分割多元接続方式)やCDMA2000(コード分割多元接続方式2000)などの方式が採用されており、音声通話だけでなく、動画配信やモバイルインターネットなどのマルチメディアサービスを可能にしました。
ネットワークに関する用語

FTTRで高速データ通信を快適に!

-FTTRとは?- ファイバー・トゥ・ザ・ルーム(FTTR)とは、光ファイバーを各部屋(部屋)まで引き込む通信技術のことです。従来のファイバー・トゥ・ザ・ホーム(FTTH)では、光ファイバーは玄関までしか敷設されていませんでしたが、FTTRでは、各部屋に光ファイバーの端子が設置されるため、より高速で安定したインターネット接続が実現します。FTTRは、複数のデバイスがインターネットに同時に接続されている家庭や、ホームオフィスでの大容量データの転送などに適したソリューションです。
インフラに関する用語

IT用語『FTTB』とは?導入メリットを知る

-FTTBの基礎知識- FTTBとは、「Fiber to the Building」の略で、建物内に光ファイバーを引き込むネットワーク方式のことです。従来の銅線を使用するネットワークよりも高速で安定したインターネット接続を提供できます。FTTBは、集合住宅やオフィスビルなどの複数のユニットがある建物に導入されることが多く、各ユニットに光ファイバーが敷設されます。これにより、高帯域幅のサービスが利用可能となり、テレビ、ゲーム、ビデオ会議など、インターネットを多用するアプリケーションを快適に利用できます。
インフラに関する用語

スプリッターとは?ADSLで役立つ機器を解説

スプリッターの役割と仕組み スプリッターは、ADSL(非対称デジタル加入者線)サービスで使用する機器で、電話回線とデータ回線を分離する役割を担います。ADSLでは、電話回線の周波数帯域を音声信号とデータ信号に分割して使用します。 スプリッターは、電話回線から音声信号だけを取り出すフィルターの役割を果たし、データ信号はモデムに渡される仕組みになっています。これにより、電話通話中にインターネット接続が途切れないようにします。スプリッターは、電話回線とモデムの間に接続されます。
インフラに関する用語

FTTCとは?メリットや仕組みを解説

-FTTCとは何か- FTTC(Fiber to the Curb)とは、通信技術の一種で、光ファイバーケーブルを地域内の縁石近くまで敷設し、そこから先は既存の銅線を利用して各家庭や企業に接続する方式です。光ファイバーケーブルは銅線よりも高速で安定したインターネット接続を実現できますが、敷設コストが高く、家の内部まで光ファイバーを敷設するのは困難です。そのため、FTTC方式では光ファイバーの利点を活用しつつ、コストを削減する工夫がされています。
インフラに関する用語

ADSL:電話用ケーブルを使用した高速通信

ADSL (Asymmetric Digital Subscriber Line) とは、電話用の銅線ケーブルを利用した高速インターネット接続方式です。通常の電話回線と同じケーブルを使用するため、別途回線を引く必要がなく、導入コストが抑えられます。ADSL は非対称型で、ダウンロード速度がアップロード速度よりも高速になっています。そのため、インターネット閲覧や動画ストリーミングなどの、大量のデータをダウンロードする用途に適しています。