音楽用CD規格「CD-DA」とは?
CD-DA(Compact Disc Digital Audio)は、1980年代初めにオーディオ業界によって開発された音楽用CD規格です。この開発は、それまでのアナログレコードに代わる、高音質かつ耐久性のあるデジタルオーディオフォーマットの需要の高まりを受けて行われました。
CD-DAの開発には、音楽業界、電子機器業界、コンピューター業界の専門家が集結しました。彼らは、レーザー光線を使用した光学ディスク技術を採用することで、大容量で高音質のオーディオデータを記録・再生できるシステムを考案しました。この技術により、約74分間の音楽を1枚の12cmディスクに収録することが可能になりました。