DOS/V

プログラムに関する用語

DOS/Vとは?日本PC史に革命をもたらしたOS

DOS/Vとは、1980年代後半から1990年代初頭にかけて日本市場向けに開発されたDOS(Disk Operating System)ベースのオペレーティングシステムです。マイクロソフトのMS-DOSをベースに、日本語環境に対応する機能や、日本語入力や漢字変換、プリンター制御などのアプリケーションが追加されています。日本独自のハードウェア環境や市場ニーズに合わせて調整されたDOS環境を提供し、日本におけるパーソナルコンピュータ(PC)の普及に大きな役割を果たしました。
ハードウェアに関する用語

PC/AT互換機とは?業界標準となったその歴史

PC/AT互換機の誕生は、PC/AT互換機の歴史における重要な節目でした。1984年に発売されたIBMの個人用コンピュータ(PC/AT)は、大ヒット商品となり、そのアーキテクチャが業界標準になりました。PC/ATは、80286プロセッサ、新しい拡張バス(ISAバス)、ハードディスクドライブなどの先进機能を搭載していました。 これらの機能により、PC/ATは当時の他のPCよりもはるかに強力なものとなり、すぐに業界標準となりました。他のメーカーは、PC/ATのアーキテクチャを模倣し、互換性のある「クローン」を作成しました。これにより、PC/AT互換機の市場が急速に拡大し、その後のパーソナルコンピューティングにおける支配的なプラットフォームとなりました。
ハードウェアに関する用語

DOS/V機とは?日本語を扱うPC/AT互換機を解説

DOS/V機とは、いわゆるPC/AT互換機の一種で、日本語を扱うことを主な特徴とするものです。日本語の文字コードを処理する機能を備えており、日本語入出力が容易にできるようになっています。また、日本語のソフトウエアの利用を想定して設計されており、日本語ワープロや表計算ソフトなどの日本語対応アプリケーションが豊富に揃っています。
プログラムに関する用語

DOS/Vマシンってなに?

DOS/Vマシンとは、DOS環境上で動作する仮想マシン環境です。ホストOS上で、まったく別のOSであるゲストOSを動作させることができます。DOS/Vマシンでは、ゲストOSとしてWindows 3.xやWindows 9xなどのDOSベースのOSを使用します。