IPアドレス

ネットワークに関する用語

IPv4とは?その仕組みとIPv6との違い

IPv4(インターネットプロトコルバージョン4)は、インターネット上でデバイスを識別するためのアドレス割り当て方式です。このプロトコルでは、32ビットの数字列を使用して、インターネット上の各デバイスに固有のアドレスが割り当てられます。このアドレスは4つのセクションに分割され、各セクションは0~255の数字で構成されています。セクションは「ドット」で区切られます。 IPv4アドレスの例としては、「192.168.1.1」があります。このアドレスでは、192はネットワークID、168はサブネットID、1はホストIDを表しています。最後のドットの後の数字は、通常はホストのローカルインターフェイスを表します。
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IPアドレスとは?仕組みと種類をわかりやすく解説

-IPアドレスの仕組み- IPアドレスとは、ネットワーク上のコンピューターやデバイスに割り当てられる固有のアドレスです。インターネットを利用するすべてのデバイスには、メールの送信、Webサイトへのアクセス、他のデバイスとの接続など、ネットワーク上で通信するためにIPアドレスが必要です。 IPアドレスは、通常、IPv4(インターネットプロトコルバージョン4)またはIPv6(インターネットプロトコルバージョン6)という2つの形式のいずれかで表されます。IPv4アドレスは、32ビットの数字で構成されており、ピリオドで区切られています(例 192.168.1.1)。一方、IPv6アドレスは、128ビットの数字で構成され、コロンで区切られています(例 20010db885a3000000008a2e03707334)。
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JPNICとは?インターネットの基礎知識を解説

JPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)は、日本におけるインターネットの基礎となる重要な役割を担っています。その主な目的は、次のようなタスクを実行することです。 * インターネットアドレス(IPアドレス)の管理JPNICは、日本国内で使用されるIPアドレスを管理しています。各デバイスやネットワークに固有のIPアドレスを割り当て、インターネット上のトラフィックを円滑にルーティングします。 * ドメイン名の管理JPNICは、「.jp」ドメインの管理も行っています。日本の企業や組織が「.jp」ドメイン名を使用してウェブサイトを登録できるようにしています。 * インターネットインフラの開発JPNICは、日本のインターネットインフラを改善し、安定した高速な接続を促進するための活動も行っています。そうすることで、日本のインターネットユーザーは、より効率的かつ快適なオンライン体験ができます。
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ポート番号とは?IPアドレスの下にあるもう一つのアドレス!

-ポート番号とは?- ポート番号は、IPアドレスの下にある、インターネット上のコンピューター間で通信を識別するためのもう1つのアドレスです。IPアドレスが建物の住所に相当するのに対し、ポート番号は各部屋を表します。同じ建物の異なる部屋がそれぞれ固有の住所を持つように、同じIPアドレスを持つコンピューター上の異なるサービスもそれぞれ固有のポート番号を持ちます。
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DNSサーバーの基盤となるBINDとは

BIND(Berkeley Internet Name Domain)は、インターネットの基盤を支える重要なDNSサーバーソフトウェアです。DNS(Domain Name System)は、人間が理解しやすいドメイン名(例 example.com)を、コンピュータが理解しやすいIPアドレス(例 192.0.2.1)に変換するシステムです。BINDは、この変換プロセスを可能にすることで、インターネット上でのWebやメールのアクセスを可能にしています。
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名前解決とは?IPアドレスとドメイン名の対応付け

-名前解決とは?- インターネット上のコンピュータはそれぞれに固有のIPアドレスと呼ばれる数字の羅列で識別されます。人間にとっては、これらの数字の羅列を記憶したり使用したりするのは困難です。そこで、名前解決システムと呼ばれる仕組みが使用されます。このシステムでは、人間が覚えやすいドメイン名(例 example.com)が、対応するIPアドレスに「解決」されます。このプロセスにより、ウェブサイトやオンラインサービスにアクセスするときに、IPアドレスを入力する代わりに、はるかに覚えやすいドメイン名を使用できるようになります。
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ネットワークアドレス変換(NAT)とは?わかりやすく解説

-NATとは何か?- ネットワークアドレス変換(NAT)とは、ネットワーク上で複数の端末が共有の外部IPアドレスを使用してインターネットにアクセスできるようにする技術です。NATは、プライベートIPアドレスを持つ内部ネットワークを、外部からアクセス可能なパブリックIPアドレスのインターネットに接続します。 この変換プロセスにより、組織は限られた数のパブリックIPアドレスを最大限に活用できます。プライベートIPアドレスは内部ネットワーク内でのみ使用されるため、外部からアクセスすることはできません。一方、パブリックIPアドレスはインターネット上の他のネットワークに接続するために使用されます。
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IPv6ってなに?インターネットの未来を支える技術

IPv6とは?インターネットプロトコルバージョン6の略称で、インターネット上のデバイスを識別して通信するための新しいアドレスシステムです。IPv4という以前のバージョンのアドレスは32ビットで構成されていましたが、IPv6は128ビットで構成されており、はるかに多くのアドレスを提供できます。この膨大なアドレス空間により、インターネット上のデバイスに固有のアドレスを付与することが可能になり、インターネットの急激な成長に対応できます。IPv6はまた、より効率的なルーティングとセキュリティ機能も備えています。
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ローカルIPアドレスとは?プライベートアドレスについて解説

ローカルIPアドレスとは、プライベートネットワーク内でのみ使用できるIPアドレスです。インターネット上の他のネットワークからアクセスすることはできません。ローカルIPアドレスは、ネットワーク内のデバイスを特定するために使用されます。例えば、ホームネットワークでは、ルーターが192.168.1.1などのローカルIPアドレスを持ちます。このアドレスは、ネットワーク内の他のデバイスがルーターに接続してインターネットにアクセスするために使用されます。
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ドメイン名とは?IPアドレスとの違いを徹底解説

ドメイン名とは、ウェブサイトの住所のようなもので、インターネット上で特定のウェブサイトにアクセスするために使用されます。たとえば、「example.com」は、インターネット上の「example.com」というウェブサイトの名前です。ドメイン名は、人間が覚えやすくアクセスしやすいように設計されています。 一方、IPアドレス(インターネットプロトコルアドレス)は、コンピュータやネットワークデバイスに割り当てられる一意の番号です。IPアドレスは、コンピュータ間でデータを伝送するために使用されますが、人間には覚えにくい数字の羅列です。ドメイン名は、この複雑なIPアドレスを人間が理解しやすい名前に変換します。
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プライベートアドレスとは?仕組みとメリット

プライベートアドレスを利用するメリットは数多くあります。まず、プライバシーが向上します。プライベートアドレスを使用すると、メールアドレスがスパム業者やハッカーに公開されなくなります。これにより、迷惑メールやなりすましなどのオンライン脅威から保護されます。さらに、プライベートアドレスは、さまざまなアカウントやサービスに登録する際、プライマリメールアドレスを保護するのに役立ちます。また、プライベートアドレスは、スパムや迷惑メールでいっぱいの受信トレイを整理するのにも便利です。プライベートアドレスを迷惑メールアカウントとして設定することで、プライマリメールアドレスをこれらの不要なメールから守ることができます。
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DNSサーバーとは?仕組みと役割を解説

DNSサーバーの役割と仕組み DNSサーバーは、ドメイン名をIPアドレスに変換する重要な役割を果たします。この変換は、私たちがウェブサイトにアクセスしたりメールを送信したりするときに不可欠です。DNSサーバーがなければ、私たちはドメイン名を入力するだけで特定のウェブサイトにアクセスすることができず、代わりにIPアドレスを手動で入力する必要がありました。 DNSサーバーは、ドメイン名と対応するIPアドレスを格納する大規模なデータベースを維持しています。このデータベースは、他のDNSサーバーと接続され、常に最新の状態に保たれています。ユーザーがドメイン名を入力すると、ローカルDNSサーバーが対応するIPアドレスを検索し、それをユーザーのブラウザまたはメールクライアントに返します。このプロセスは通常、数ミリ秒しかかかりません。
インフラに関する用語

アクセスログとは?内容や活用方法を解説

アクセスログとは、Webサイトやアプリケーションにアクセスした記録を収集するファイルのことです。アクセスログには、アクセスした日時、IPアドレス、ブラウザの種類、リクエストされたページなど、さまざまな情報が記録されています。アクセスログを使用すると、Webサイトやアプリケーションの利用状況を分析し、ユーザーの行動を把握したり、問題を特定したりすることができます。また、アクセスログはセキュリティ上の問題を検出したり、パフォーマンスを向上させたりするためにも役立ちます。
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インターネットアドレス(IPアドレス)とは?その役割と仕組み

-IPアドレスの基本- IPアドレス(インターネットプロトコルアドレス)とは、インターネット上で機器を識別する固有の数字の組み合わせです。各機器に割り当てられ、ネットワーク上でのやり取りを可能にします。 IPアドレスは、ピリオド(ドット)で区切られた4つの数字で構成され、それぞれが0から255の範囲です。例えば、「192.168.1.1」は有効なIPアドレスです。IPアドレスは、ネットワークインターフェースカード(NIC)などのネットワークインターフェースに割り当てられます。
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DNSとは?初心者にわかりやすく解説

DNSの役割は、人間が理解できるドメイン名(例example.com)を、コンピュータが理解できるIPアドレス(例192.168.1.1)に変換することです。このプロセスを「名前解決」といいます。名前解決は、インターネット上でWebサイトにアクセスしたり、メールを送信したり、オンラインゲームをプレイしたりするために不可欠です。 DNSサーバーは、ドメイン名と対応するIPアドレスのデータベースのようなものです。ユーザーがWebブラウザにドメイン名を入力すると、ブラウザはDNSサーバーにそのIPアドレスを問い合わせます。DNSサーバーはデータベースからIPアドレスを検索し、ブラウザに返します。こうして、ブラウザはIPアドレスを使用してサーバーに接続し、要求されたWebページを取得することができます。
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Pingの基本から応用まで

Pingは、ネットワーク上で利用可能なデバイスに接続性を確認するためのコマンドです。特定のIPアドレスやドメイン名に対して一連のエコーリクエストを送信し、そのデバイスから応答があるかどうかを確認します。Pingの応答時間は、ネットワークの遅延やパケット損失の測定に使用できます。これにより、ネットワークパフォーマンスのトラブルシューティングや診断を行うことができます。Pingは、ネットワーク接続に関する基本的な問題の解決に役立ち、ネットワーク管理者や技術者に広く使用されています。
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グローバルIPアドレスとは?

-グローバルIPアドレスとは- グローバルIPアドレスとは、インターネット上に接続されたデバイスに割り当てられる一意の数字の組み合わせです。このアドレスは、インターネットサービスプロバイダー(ISP)によってデバイスに割り当てられ、インターネット上の他のデバイスとの通信に使用されます。グローバルIPアドレスは、他のデバイスがデバイスを識別して、デバイスにデータを送信できるようにします。たとえば、ウェブサイトにアクセスすると、デバイスのグローバルIPアドレスがウェブサイトのサーバーに送信されます。サーバーは、このアドレスを使用して、ウェブサイトをデバイスに送信します。
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DHCPサーバーとは?ネットワーク上のコンピュータを接続するための基礎知識

-DHCPサーバーとは?ネットワーク上のコンピュータを接続するための基礎知識- -# DHCPサーバーとは何か?その役割を理解する DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバーとは、ネットワーク接続に必要な設定情報をクライアントコンピュータに自動的に割り当てるサーバーです。この設定情報には、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイなどが含まれます。これにより、ネットワーク管理者は手動で各コンピュータに設定を割り当てる手間が省け、ネットワークの管理が容易になります。
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グローバルアドレスとは?インターネットの住所を解説

-グローバルアドレスとは?- グローバルアドレスとは、インターネット上で各コンピュータに割り当てられた固有の識別子です。これにより、コンピュータ間でデータを確実に送信し、受信することができます。グローバルアドレスは、通常、IPアドレス(インターネットプロトコルアドレス)の形で表現されます。IPアドレスは、ネットワーク上のデバイスを特定する32ビットの数字です。
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DHCPとは?ネットワーク上でIPアドレスを自動的に割り当てる仕組み

DHCP(ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル)は、ネットワーク上でIPアドレスを自動的に割り当てる仕組みです。これにより、ネットワーク内のデバイスは、手動でIPアドレスやその他のネットワーク設定を指定する必要がなくなります。DHCPサーバーは、ネットワーク内でIPアドレスのプールを管理し、デバイスがネットワークに接続すると、使用可能なIPアドレスを割り当てます。このプロセスは動的であり、デバイスがネットワークから切断されると、IPアドレスはプールに戻されます。DHCPを使用すると、ネットワーク管理者は手動でIPアドレスを割り当てる手間が省け、ネットワークの管理が簡素化されます。
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IT用語「port」を徹底解説!

コンピュータやネットワークの世界において、「ポート」という用語は、外部データの入出力に欠かせない概念です。ポートとは、コンピュータやネットワーク機器が外部とやり取りする仮想的な接点のようなもので、特定のサービスやアプリケーションと関連付けられています。たとえば、Webサーバーではポート80がHTTP通信に使用され、メールサーバーではポート25がSMTP通信に使用されます。 外部データの入出力を行うためには、送信側と受信側の両方が同じポート番号を使用する必要があります。送信元がデータを特定のポート番号に送信すると、受信側は対応するポート番号からデータを受け取ります。これにより、複数のサービスやアプリケーションが同時にコンピュータやネットワーク機器上で動作することができ、互いに干渉することなく通信が行われます。