IT用語

プログラムに関する用語

ネイティブプログラム(オブジェクトコード)

ネイティブプログラム(オブジェクトコード)は、コンピュータのCPUが直接実行できる形式に変換されたコードのことです。このコードは、特定のコンピュータアーキテクチャに合わせて設計されており、高速かつ効率的な実行が可能です。ネイティブプログラムは、コンパイラによってソースコードから生成されます。コンパイラは、ソースコードをマシンコード(ネイティブプログラム)に変換するソフトウェアです。
ネットワークに関する用語

広域ネットワーク(WAN)とは?

広域ネットワーク(WAN)とは、広範囲にわたる地理的領域にまたがるコンピュータネットワークのことです。複数の都市、州、さらには国を接続し、企業や組織が地理的に離れた拠点間でデータを共有し、アプリケーションにアクセスできるようにします。WANは、長距離回線、衛星リンク、または無線技術を使用して構築されます。
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MPEG-4 AVC (H.264)ってなに?

MPEG-4 AVC (H.264)とは、動画圧縮のための国際標準規格の1つです。動画コンテンツを高い圧縮率で圧縮しながらも、高画質を維持することを目的として開発されました。MPEG-4 AVCは、インターネットや放送、モバイル端末など、さまざまな用途において広く利用されています。
セキュリティに関する用語

コンテンツフィルタとは?役割や種類を解説

コンテンツフィルタとは、特定の種類のオンラインコンテンツへのアクセスを制御するソフトウェアまたはハードウェアツールです。ウェブサイト、アプリ、電子メール、ソーシャルメディアなど、インターネット上のさまざまなコンテンツをブロック、制限、または変更するために使用されます。コンテンツフィルタを使用すると、ユーザーは不適切、有害、または攻撃的なコンテンツから保護され、保護者や組織は従業員や子供たちをオンライン上の危険から守ることができます。
プログラムに関する用語

ダブルバイト文字とは?

-ダブルバイト文字とは- 「ダブルバイト文字」とは、コンピュータシステムで1つの文字を表現するために2バイト使用する文字のことです。日本語、中国語、韓国語などの漢字圏の言語の文字がこれに該当します。これらの言語には非常に多くの文字があるため、1バイトでは表現しきれません。そのため、2バイトを使用して1つの文字を表す必要があります。 この2バイトの構成は、1バイト目が「リードバイト」と呼ばれ、文字のセットを識別します。2バイト目は「トレイルバイト」と呼ばれ、そのセット内の特定の文字を表します。ダブルバイト文字は、1バイト文字の1バイトあたり1つの文字ではなく、2バイトあたり1つの文字を表すことができるため、漢字圏の言語の膨大な文字数を表現することができます。
その他

IT用語『展開』の意味って?分かりやすく解説

「展開」とは、IT用語においては、「ソフトウェアやシステムの新たな機能を追加したり、既存の機能を強化したりするプロセス」を指します。新機能の開発や、既存機能のバグ修正、パフォーマンスの向上など、さまざまな目的で行われます。
プログラムに関する用語

IT用語『テキスト』とは?意味や種類を解説

テキストとは、人間の言語を文字化して表したものです。コンピュータにおけるテキストは、単なる文字データとして扱われます。テキストデータは、文字列として表現され、通常は文書ファイルなどに保存されています。テキストは、文字の配列だけでなく、文字のスタイルやレイアウトなどの追加情報も含む場合があります。また、テキストは、プレーンテキスト(装飾のない単純なテキスト)から、リッチテキスト(色やフォントなどの装飾を含むテキスト)まで、さまざまな形式があります。
その他

JEITAとは?電子工学・情報技術分野の業界団体

日本電子工業振興協会(JEITA)は、電子工学・情報技術分野の業界団体です。その設立は、情報化社会の実現と、日本の電子産業の国際競争力の強化を目的として、1957年にさかのぼります。JEITAは、電子機器メーカー、部品メーカー、関連業界団体を含む、業界の幅広い関係者で構成されています。
ネットワークに関する用語

構内ネットワーク(LAN)とは?わかりやすく解説

構内ネットワーク(LAN)の概要 構内ネットワーク(LAN)は、有限の物理空間内、通常はオフィスや建物内に設置されたコンピュータやデバイスを相互に接続するネットワークです。LANは、コンピュータ、プリンタ、サーバなどのさまざまなデバイスをワイヤードまたはワイヤレス接続でリンクしています。 LAN的主要な目的は、同じネットワーク上のデバイス間のファイル、データ、リソースの共有を可能にすることです。また、LANは、インターネットへのアクセス、電子メール、プリンタの共有、ファイルサーバへのアクセスなどのサービスを提供します。さらに、LANは、ネットワーク内のデバイスを集中管理し、セキュリティ対策を実装するための基盤としても機能します。
プログラムに関する用語

コントロールコードとは?その目的と種類

-コントロールコードの概要- コントロールコードとは、コンピュータシステム内で特定の機能を果たす特別なコードです。文字列や数値などの通常のデータとは異なり、コントロールコードはシステムに対して指示や操作を実行します。 コントロールコードは、文字の表示制御、カーソル位置の移動、画面の消去などの基本的な操作から、より複雑な機能まで、さまざまな用途に使用されます。たとえば、改行コードは新しい行を開始し、タブコードは文字を一定の幅で配置します。また、エスケープコードは特殊文字を表すためにも使用されます。 コントロールコードは、ハードウェアやオペレーティングシステムによって定義されており、プラットフォームによって異なる場合があります。しかし、一般的なコントロールコードのセットは、多くのシステムで広く採用されています。
ハードウェアに関する用語

ホイールとは?スクロールするためのIT用語

「ホイールとは?スクロールするためのIT用語」 「ホイールの定義」 ホイールとは、コンピューターにおけるスクロール機能を操作するためのインターフェイスのことです。マウスやタッチパッドなどの入力デバイスに備わっており、回転させたりスワイプすることで画面上を上下左右に移動させることができます。一般的に、上方向にスクロールすると画面が上に移動し、下方向にスクロールすると画面が下に移動します。また、左右にスクロールできるホイールもあり、横スクロールに対応するアプリケーションで使用されます。
プログラムに関する用語

タブとは?意味と使い方を解説

タブとは、データや情報を整理・管理するために使用される、区切りや仕切りです。スペース区切りのテキスト、スプレッドシート内の列、ブラウザ内のページ間など、さまざまな場面で利用できます。タブは、特定のセクションやカテゴリーを明確にし、ユーザーが効率的に情報にアクセスできるようにします。また、データの構造化と管理にも役立ち、検索、フィルタリング、分類などの操作を容易にします。
その他

垂直走査周波数って何?リフレッシュレートについて解説

垂直走査周波数とは、ディスプレイが画面全体を更新する速度を表す数値です。1秒間に何回画面全体を更新できるかを表し、単位は「ヘルツ(Hz)」で表されます。例えば、60Hzの垂直走査周波数を持つディスプレイは、1秒間に60回画面全体を更新しています。
プログラムに関する用語

IT用語『OLEXP』の意味とは?

IT用語の「OLEXP」とは、Microsoft Office Outlook Express の略称です。これは、マイクロソフトが開発したメールクライアントであり、電子メールの送受信、連絡先の管理、カレンダーの機能などを備えています。 当初、OLEXP は Windows 98 オペレーティングシステムにバンドルされたメールクライアントとして登場しました。その後、Windows XP や Windows Vista などの後継オペレーティングシステムにも搭載され、広く普及しました。 「OLEXP」という名称は、Outlook と Express の組み合わせから来ています。Outlook はマイクロソフトが開発したより高度なメールクライアントで、企業環境で広く使用されています。一方、Express は、一般的で用途の広いバージョンのソフトウェアを表すマイクロソフトの慣習です。 OLEXP は、その使いやすさ、包括的な機能、そして Outlook との互換性により、長年にわたって人気のメールクライアントであり続けています。ただし、現在は Microsoft Outlook と置き換えられており、新しいコンピューターにはインストールされていません。
ハードウェアに関する用語

スピンドルとは?IT用語の解説と特徴

スピンドルの意味とは、コンピュータシステムのデータ処理において、ディスクや磁気テープなどの記憶装置の高速回転する円盤またはドラムのことです。データの読み書きを行う際に、スピンドルは回転することで、データを素早くアクセスできるようにしています。 スピンドルの語源は、糸を紡ぐために使用される紡錘(ぼうすい)に由来します。纺錘は回転して糸を巻き取り、コンピュータシステムにおけるスピンドルも同様に、高速回転してデータを処理しています。したがって、「スピンドル」という名称は、その回転動作とデータ処理との関連性を表しています。
ネットワークに関する用語

プリントサーバー(別称:printer server)とは?

プリントサーバーとは、コンピュータネットワーク上でプリンターへのアクセスと制御を可能にするソフトウェアまたはハードウェアデバイスです。クライアントコンピュータはプリントサーバーを介してプリンターにアクセスし、ドキュメントの印刷依頼を行います。プリントサーバーは、複数のコンピュータからプリンターを共有し、印刷ジョブのキューイング、優先順位付け、管理を行うことで、印刷作業の効率を向上させます。
その他

掲示板とは?IT用語の基本を分かりやすく解説

掲示板とは、インターネット上で意見や情報交換ができるオンラインプラットフォームのことです。特定のトピックやテーマを議論するためのフォーラムとして機能し、ユーザーは投稿を作成したり、既存の投稿に返信したりできます。掲示板では、専門的な知識や意見を得たり、同様の関心を持つ人々とつながったりすることができます。
プログラムに関する用語

マルチタスクの真の意味を知る

マルチタスクの定義に迫る前に、その誤解を解消することが不可欠です。マルチタスクとは、単に複数のタスクを同時にこなすことを意味するわけではありません。真のマルチタスクとは、複数のタスクを同時に効果的にこなす能力を指します。これは、それぞれのタスクに焦点を合わせながら、タスク間の切り替えをスムーズに行うことで実現できるのです。
ハードウェアに関する用語

光学センサーマウス(光学式マウス)とは?仕組みや種類を解説

光学センサーマウス、別名光学式マウスとは、光センサーを使用してユーザーの動きを検出するマウスのことです。マウスを動かすことで、センサーが光を照射して物体の表面にある反射の変化を測定します。この情報に基づいて、マウスはカーソルを画面上で移動させ、コンピューターの操作をを可能にします。
その他

DVDプレイヤーのVRモードとは?機能と仕組みを解説

VRモードの概要 DVDプレイヤーのVRモードは、バーチャルリアリティ(VR)体験を可能にする特別機能です。このモードでは、対応するDVDディスク内の特別なコンテンツにアクセスできます。VRヘッドセットを使用して、臨場感あふれる360度のパノラマ映像を視聴できます。さらに、インタラクティブなメニューやゲームも含まれ、視聴者はVRの世界の中を移動したり、オブジェクトとやり取りしたりできます。この機能により、ユーザーは自宅で映画館のような没入型体験を楽しむことができます。
その他

IT用語『B to B』とは?意味と事例

B to B(Business to Business)とは、企業間取引のことです。企業が他の団体、通常は他の企業に対して商品やサービスを販売するビジネスモデルです。これらの取引では、最終消費者ではなく、他の企業が製品やサービスを購入します。
WEBサービスに関する用語

トラバスパムの仕組みと対策

トラバスパムとは、電子メールなどを介して大量に送信される、迷惑メールの一種です。スパムメールとは異なり、トラバスパムは受信者のコンピュータに悪影響を与える悪質なソフトウェアやリンクを含んでいます。トラバスパムは、システムを混乱させ、データや個人情報を盗み、さらにはコンピュータを乗っ取る可能性があります。
その他

スクリーンショットの別称『screen capture』ってなに?

「screen capture」とは、コンピューターやデバイスの画面に表示されている内容を画像として保存する機能のことです。通常、スクリーンショットはキーボードのショートカットやスクリーンキャプチャツールを使用して取得できます。 スクリーンショットは、共有、記録、トラブルシューティングなどのさまざまな用途に使用できます。たとえば、共有したいウェブサイトや文書の画面をキャプチャしたり、バグやエラーの証拠を保存したり、オンライン会議のメモを残したりすることができます。 スクリーンショットは、さまざまな形式で保存できます。一般的な形式としては、PNG、JPEG、BMPなどがあり、それぞれに独自の利点があります。PNGは非圧縮で画質を保ち、JPEGは圧縮されファイルサイズが小さくなります。BMPは非圧縮で高品質ですが、ファイルサイズが大きくなります。
プログラムに関する用語

ロッシー圧縮とは?非可逆圧縮の仕組みと特徴

ロッシー圧縮は、非可逆圧縮と呼ばれる手法の一種です。画像や音声などのデータを圧縮する際に、一部の情報を削除してサイズを小さくします。これにより、元のデータは完全に復元できなくなりますが、人間の知覚にとって重要な情報は維持されます。 ロッシー圧縮では、データ内の冗長な情報を検出し、削除します。例えば、画像では、隣接するピクセルが同じ色をしている部分では、その一部のピクセルが削除されます。音声では、人間の耳には聞こえない周波数の音が削除されます。 ロッシー圧縮は、非可逆であるため、圧縮後のデータからは元のデータが完全に復元できません。しかし、圧縮効率が高く、元のデータとの差がほとんど分からないため、広く使用されています。