IT用語

プログラムに関する用語

コマンドベースとは?CUIの基礎知識

コマンドベースとは、コンピュータの操作を文字列コマンドを入力することで行う仕組みです。すなわち、マウスやアイコンを用いたグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)ではなく、キーボードからコマンドを入力して処理を行います。この仕組みを備えたオペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアをコマンドベースといいます。コマンドベースは、主にサーバやネットワーク管理などの管理系業務や、開発者向けのツールやユーティリティで用いられています。
セキュリティに関する用語

『平文』とは?IT用語を初心者向けに解説

『平文』とは、そのままのテキストデータのことで、暗号化やエンコードなどの処理が行われていない状態を指します。具体的には、パスワードやクレジットカード情報、メールの内容など、そのまま読解することが可能なテキストデータが平文です。
ネットワークに関する用語

NASとは?ネットワーク接続ストレージを理解する

-NASの概要- NAS(Network Attached Storage)とは、ネットワークを介してコンピュータや他のデバイスに接続するストレージデバイスです。独自のオペレーティングシステム(OS)を搭載しており、ファイルの保存、管理、共有を可能にします。NASは、複数のデバイスからデータを集中管理するのに役立ち、大規模なファイルの共有、バックアップ、アーカイブに最適です。 従来のハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)とは異なり、NASはネットワーク接続デバイスとして機能するため、ネットワーク経由でアクセスできます。これにより、複数のユーザーが同じデータに同時にアクセスしたり、リモートからデータにアクセスしたりすることが可能になります。
その他

IT用語 解説:日本電子材料工業会(EMAJ)

日本電子材料工業会(EMAJ)とは、電子材料業界の健全な発展を図ることを目的として1980年に設立された業界団体です。電子材料とは、電子機器や電子部品の製造に使用される材料のことで、半導体、電子部品材料、電子回路材料、ディスプレイ材料、実装材料などを含みます。EMAJは、電子材料業界の課題解決や技術開発の促進、業界の国際化推進など、さまざまな活動を展開しています。
プログラムに関する用語

「entry」の意味を徹底解説!プログラム、入門、ブログ記事

プログラムにおけるエントリポイントは、プログラムの実行が開始される最初の命令のことです。各プログラムには1つのエントリポイントしかなく、通常は「main」関数または「start」関数です。オペレーティングシステムがプログラムを実行すると、エントリポイントから実行が開始されます。プログラムは、エントリポイントから順に命令を実行し、処理を進めていきます。エントリポイントの設定は、言語やオペレーティングシステムによって異なりますが、一般的にはコンパイラやリンカーによって自動的に設定されます。
その他

IT用語『L10N』とは?意味と事例をわかりやすく解説

L10Nとは、 ローカリゼーションの略称で、ソフトウェアやウェブサイトなどの製品やサービスを特定の言語や文化に適応させるプロセスを指しています。これにより、異なる言語や文化圏のユーザーが、製品やサービスをより簡単に理解し、自分の母国語で利用できるようになります。
プログラムに関する用語

IT用語『タッピング』の基礎知識

「タッピング」とは、IT用語においては、コンピュータのキーボードやタッチスクリーンを、指で素早く連続して叩くことで、特定の操作やコマンドを実行することを指します。この動作は、タイピングとは異なり、速度と正確性を重視し、複数のキーを一度に押すこともあります。主に、ゲームや音楽制作などの、高速かつ正確な操作が求められる場面で使用されます。
ハードウェアに関する用語

デュアルコアプロセッサー徹底解説!

デュアルコアプロセッサーとは? デュアルコアプロセッサーとは、2つの独立した処理コアを単一のチップ上に搭載したコンピュータプロセッサのことです。各コアは、独自のプロセッサレジスタ、キャッシュ、および実行ユニットを備え、複数のタスクを同時に処理できます。このアーキテクチャにより、シングルコアプロセッサよりも大幅に高い処理能力を実現できます。
ネットワークに関する用語

電子メールサーバーとは?わかりやすく解説

電子メールサーバーは、電子メールの送信、受信、保管を管理するソフトウェアまたはハードウェアシステムです。これらサーバーは、電子メールクライアントがメールを送受信するためのプラットフォームを提供し、メールをオンラインで閲覧、管理できるようにします。一般的な電子メールサーバーには、Microsoft Exchange、Google Workspace、Zoho Mail、Rackspace Email などがあります。
WEBサービスに関する用語

電子メールアカウントとは?

電子メールアカウントとは、電子メールを送受信するためのオンライン上の住所のようなものです。メールサービスプロバイダー(Gmail、Outlook、Yahoo! Mail など)に登録することで、アカウントが作成され、ユーザーはメールアドレスとパスワードを使用してアクセスできます。メールアドレスは、受信者が送信者にメールを送信するために使用する、ユーザーを一意に識別する住所です。アカウントの作成時に設定し、通常はユーザー名とドメイン名(例example@gmail.com)で構成されます。
ハードウェアに関する用語

シリコンドライブ(SSD)ってなに?

SSD(ソリッドステートドライブ)は、HDD(ハードディスクドライブ)に代わる新しいストレージデバイスです。HDDが回転する円盤にデータを記録するのに対し、SSDはフラッシュメモリにデータを記録します。このフラッシュメモリは、電子的にデータを消去・書き込みできる不揮発性メモリです。つまり、SSDは機械的な部品がなく、データへのアクセスが非常に高速になります。
WEBサービスに関する用語

SNSとは?仕組みやメリットデメリットを徹底解説

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とは、インターネット上で人々を結びつけるオンラインプラットフォームです。ユーザーはプロフィールを作成し、友達や家族とつながり、コンテンツを共有、交流することができます。SNSにはFacebook、Instagram、Twitterなどのさまざまな種類があり、それぞれが独自の機能と特徴を持っています。
WEBサービスに関する用語

IT用語『ウェブ2.0』とは

-ウェブ2.0とはどんなもの?- ウェブ2.0とは、ユーザーが単なる情報の受け手ではなく、コンテンツの作成、共有、コラボレーションに積極的に参加できるWebの進化した形態です。以前のWeb 1.0では、ユーザーは主にパッシブな情報消費者であり、限られた双方向性がありました。 ウェブ2.0の主な特徴の一つは、ユーザー生成コンテンツ(UGC)です。ブログ、ソーシャルメディアプラットフォーム、ウィキなど、ユーザーが自分のコンテンツを作成し、オンラインで共有できるようになりました。また、ウェブ2.0では、ユーザーがコンテンツを評価、コメント、共有することができ、オンラインコミュニティの形成に貢献しています。 さらに、ウェブ2.0では、Webアプリケーションのクラウドベース化が進みました。ユーザーはブラウザからこれらのアプリケーションにアクセスでき、デバイスにソフトウェアをインストールする必要がありません。また、ウェブ2.0は、ソーシャルネットワーク、コラボレーションツール、クラウドコンピューティングなどを含むさまざまなテクノロジーの統合を特徴としています。
セキュリティに関する用語

IT用語『vaccine』の解説

「ワクチンソフト」とは、コンピュータウイルスやマルウェアなどの悪意のあるソフトウェアからコンピュータを保護するためのセキュリティソフトウェアです。ワクチンソフトは、ウイルス定義ファイルと呼ばれるデータベースを使用して、既知の脅威を検出し、ブロックします。ワクチンソフトは、コンピュータに新しい脅威が侵入するのを防ぐとともに、すでに感染している場合は駆除または隔離します。また、ワクチンソフトは、リアルタイム保護機能を備えていることが多く、新しい脅威が定義ファイルに登録される前に検出できます。
その他

拡張現実(AR)のすべてがわかる

拡張現実(AR)とは何か 拡張現実(AR)とは、現実世界にデジタル情報を重ね合わせて表示する技術です。現実世界の映像をカメラで捉え、その映像にデジタル情報を重ね合わせて、まるで目の前に実在しているかのように見せることができます。ARは、さまざまな分野で活用されており、例えば、観光地でのガイド案内、教育現場での学習支援、産業現場での作業支援などがあります。
システム開発に関する用語

IT用語『落ちる』の意味を徹底解説!システムダウンの仕組み

IT用語における「落ちる」とは、システムやサーバーが停止し、正常に動作しなくなる状態を指します。システムダウンとも呼ばれます。この用語は、コンピューターがクラッシュして画面が真っ暗になる様子を、あたかもシステムが「落ちた」ように表現していることが由来です。
インフラに関する用語

オンプレミスとは?自社運用システムの特徴

オンプレミスの仕組みとメリット・デメリット オンプレミスとは、自社でハードウェアとソフトウェアを所有・管理するシステムです。自社サーバーにアプリケーションやデータを格納し、自社ネットワーク内で運用されます。この仕組みでは、企業はシステムのすべての側面を完全に制御できます。 オンプレミスの主要なメリットは、カスタマイズ性とセキュリティが高いことです。企業は自社のニーズに合わせてシステムをカスタマイズでき、機密データを社内で安全に管理できます。また、オンプレミスのシステムは信頼性が高く、インターネット接続に依存しないため、業務の中断を最小限に抑えることができます。 一方で、オンプレミスの導入と維持には、ハードウェアやソフトウェアの購入、ITインフラの管理、メンテナンスに多額の投資が必要です。さらに、オンプレミスのシステムはスケーラビリティが低く、需要の変動に対応するのは困難な場合があります。
プログラムに関する用語

文字コードとは?

文字コードとは、コンピューターや通信機器において、文字や記号をコンピューターが処理・表示できる形式に変換するための規格です。文字コードを使用することで、さまざまな文字や記号を共通のコードに変換し、コンピュータ間でのデータのやりとりや表示を可能にします。
その他

IT用語『de facto standard』とは?

「de facto standard」とは、法的な承認によってではなく、実質的に業界標準として広く普及している事実上の規格のことです。これは、「業界慣行」や「業界標準」とも呼ばれます。de facto standardは、ある特定の製品、技術、または慣行が、特定の業界や市場セグメント内で広く採用され、他の代替案よりも優勢になっていることを意味します。その普及率や影響力は、公式の規格や規制よりも優越することがあります。
プログラムに関する用語

「ピンチイン」で便利に画面操作!

ピンチインとは、タッチスクリーン付きの機器上で親指と人差し指を近づけるジェスチャのことです。画面上のオブジェクトを縮小したり、逆に拡大したりするために使用されます。この操作は、写真を拡大して詳細を確認したり、地図を縮小して広い範囲を見渡したりする際に非常に便利です。
プログラムに関する用語

IT用語『spec』ってなに?

「spec」とは、IT業界でよく使われる用語で、「仕様」を意味します。システムやソフトウェアを開発する際に、必要な機能や性能、動作条件などを詳細に定義した文書のことです。この仕様書には、システムの要件、設計、テスト方法、実装の詳細などが記載されます。「spec」は、プロジェクトの設計、開発、テスト、保守などの際に、関係者に共通の理解を与え、コミュニケーションを円滑にする重要な役割を果たしています。
その他

IT業界の「ベンダー」とは?役割や特徴を解説

-ベンダーの定義と役割- IT業界における「ベンダー」とは、情報技術(IT)関連の製品やサービスを提供する企業や組織を指します。彼らは、ハードウェア、ソフトウェア、クラウドコンピューティングサービス、ネットワークソリューションなど、幅広いIT製品やサービスを顧客に提供しています。 ベンダーの主な役割は、顧客のビジネスニーズを満たす最適なITソリューションを見つけ、提供することです。彼らは顧客と協力して、要件を特定し、費用対効果の高いソリューションを提案します。ベンダーは、製品のサポート、メンテナンス、トレーニングも提供し、顧客がIT資産を最大限に活用できるよう支援します。
その他

離散コサイン変換:画像・動画・音声圧縮の要

離散コサイン変換(DCT)は、デジタル信号をより効率的に圧縮するために使用される重要な数学的変換です。DCTは、信号を周波数成分に分解することで機能します。周波数成分とは、信号を構成する個々のサイン波のことであり、それぞれが異なる周波数を持っています。 DCTの実行では、信号が分割され、各セグメントがコサイン関数を使用して変換されます。この変換によって、元の信号を表現するために必要なデータ量が大幅に削減されます。 DCTの重要な特性は、低周波数成分が信号のほとんどの情報を保持し、高周波数成分は比較的無視できるという点です。この性質を利用することで、DCTは画像、動画、音声などのデジタルデータを圧縮することができます。