PDP

ハードウェアに関する用語

プラズマディスプレイの基本を徹底解説!特徴や仕組みを紹介

プラズマディスプレイは、パネル内に封入されたプラズマ(イオン化した気体)を利用して映像を表示するディスプレイです。各ピクセルに電極を配置し、電圧を印加することでプラズマを発生させます。プラズマが放出する紫外線が蛍光体を励起し、可視光となって映像が形成されます。プラズマディスプレイは、高コントラスト、広視野角、高速応答といった特徴を備えますが、消費電力が大きく、製造コストが高いなどの課題もあります。
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PDPとは?プラズマディスプレーの仕組み

-PDPの仕組み- プラズマディスプレー(PDP)は、プラズマ放電を利用して画像を表示するディスプレイ技術です。PDPパネルは、無数の小さなセルのグリッドで構成されており、各セルは赤、緑、青の蛍光体を挟む2枚のガラス板の間のガスで満たされています。 電圧がセルのガスに印加されると、ガスがイオン化してプラズマが発生します。プラズマは電気を通し、セルの2つの電極間の放電につながります。この放電により紫外線が生成され、それが蛍光体を励起して可視光を放出させます。 各セルの放電は電圧によって制御され、これによりセルの輝度と色を調整できます。PDPパネルでは、電極がマトリックス状に配置されており、各電極が特定のセルの列または行を制御しています。このため、画像や動画を画面に表示するために、各セルの輝度を独立して制御できます。