RAID

インフラに関する用語

RAID技術とは?仕組みとメリットを解説

RAID(Redundant Array of Independent Disks)は、複数のハードディスクドライブ(HDD)またはソリッドステートドライブ(SSD)を組み合わせて構成されるデータストレージ技術です。RAIDは主に、データの冗長性、パフォーマンスの向上、信頼性の向上を目的に利用されています。冗長性とは、障害が発生してもデータが失われないように保護する能力を指します。また、RAIDはデータを複数のドライブに分散して格納するため、読み取りや書き込みの処理速度が向上します。さらに、RAIDはドライブの1つが故障した場合でも、他のドライブからデータにアクセスできるため、信頼性が向上します。
ハードウェアに関する用語

ボリュームとは?ハードディスクからRAIDまで徹底解説

ボリュームの基本概念 ボリュームとは、データの保存に使用する論理ブロックデバイスの領域を指します。物理的なハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)などのストレージデバイスとは異なり、ボリュームは論理的な構造であり、複数のストレージデバイスを組み合わせて構成することもできます。 論理ドライブとも呼ばれるボリュームは、ファイルシステムでフォーマットされ、オペレーティングシステムによって認識されます。コンピュータ上で単一のストレージデバイスとして扱われ、ユーザーはファイルやデータの操作を容易に行うことができます。ボリュームは、プライマリボリューム、拡張ボリューム、論理ボリュームの3種類に分類できます。