「アドレス」の意味と種類
-1. 補助記憶装置におけるアドレス-
補助記憶装置とは、コンピューターの主記憶装置(RAM)よりも容量が大きく、補助的な記憶領域を提供する装置です。ハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)がその例です。補助記憶装置は主記憶装置よりもアクセス速度が遅いですが、その代わりに大量のデータを永続的に保存できます。
補助記憶装置におけるアドレスとは、補助記憶装置上の特定のデータブロックを識別するために使用される値です。主記憶装置のアドレスとは異なり、補助記憶装置のアドレスは通常、論理アドレスと物理アドレスの 2 種類に分けられます。
論理アドレスは、オペレーティングシステムによって管理され、アプリケーションプログラムからアクセスするために使用されます。物理アドレスは、補助記憶装置のハードウェアによって管理され、実際のデータの場所を特定するために使用されます。